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必見の壮大な風景!「果報バンタ」で感じる沖縄の神のパワー

2018-02-12

美しいビーチややんばるの森など様々な景色が楽しめる沖縄。今回ご紹介する「果報(かふう)バンタ」があるのは、沖縄本島の太平洋側にある宮城島です。島と言っても橋でつながっており、沖縄本島からすぐ。しかもそこは、沖縄の聖なる島と言われている久高島から浜比嘉島を経て、海の神・龍神のエネルギーが通っていくという強力なパワースポット。爽快な「海中道路」を通って、さあ、2011年に命名された絶景の世界へ!

エメラルドグリーンの海原を渡る「海中道路」

写真:万葉 りえ

世界遺産になっている勝連城跡がある勝連半島。その半島と平安座(へんざ)島を結ぶのが、4.7キロもの長さを持つ海中道路です。この道路の中ほどには海の駅「あやはし館」があり、広い駐車場も完備。展望設備もあるので、そこでじっくりと海中道路の景色を楽しんで平安座島へと向かいましょう。
※あやはし館については、下記MEMOの記事を参照ください。

2011年に見つかった鍾乳洞

写真:万葉 りえ

平安座島からは小さな橋を渡って宮城島に入ります。果報バンタからの絶景が見られるのは、この島の「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」です。
駐車場をはさんで製塩工場とは反対側に緑豊かな小高い場所があります。そこにあるのが2011年に見つかった、三天御座(みてぃんうんざ)という鍾乳洞です。沖縄には海の神である龍神だけでなく天と地の神もいて、この三天御座はその三つの神様が集まる場所。通り過ぎずたりせず、ぜひこの聖地で力をもらってください。

写真:万葉 りえ

周りを見れば、恵まれた土壌ではないのにがっしりと根を広げて大きく育っているガジュマルやソテツなどの植物たちを目にするでしょう。この地が持つエネルギーと植物たちが持っているパワーを感じながら、もう少し坂を上っていきましょう。

沖縄の言葉で「幸せ岬」から眺める壮大なパノラマ

写真:万葉 りえ

ちょっと高くなっている三天御座や果報バンタなどがある丘は、全体を「はなり獄」といいます。全体でも癒しのパワーを持っているというはなり獄を海側へと進んで行きましょう。

写真:万葉 りえ

樹木がとぎれたとたん、沖縄の言葉で「幸せ岬」という意味を持つご覧の「果報バンタ」が目の前に広がります。この名前さえ2011年に付けられたばかりで、それまであまり知られていませんでした。絶景を目にしてすぐは、雄大さに圧倒されて言葉が出てこないかもしれません。深いブルーからエメラルドグリーンまでグラデーションを描く大パノラマ。この風景を見ているだけで癒されて、幸せな気持ちが心身を包んでくれるでしょう。

写真:万葉 りえ

岬の先へと進めば、まるで岬に守られるように眼下には「ぬちの浜」が姿を現します。製塩工場の計画が持ち上がった10年ほど前に発見されるまで、人々に知られないまま長い年月をかけて波が洗ってきた美しい砂浜。
満月の夜にはウミガメが産卵に訪れるというこの浜を見ていると、壮大な地球のドラマも感じられるでしょう。

龍神の海の恵みで作られる命の塩

写真:万葉 りえ

壮大な景色に浸った後は、その美しい海から取り入れた海水でサラサラの雪のような塩を作っている「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」の工場へ行ってみましょう。「ぬちまーす」とは沖縄の言葉で「命の塩」。ミネラル分が多くうまみがあり、有名料亭でも使われている塩なのです。こちらは入場・見学とも無料になっています。

写真:万葉 りえ

この工場では世界初の「常温瞬間空中結晶製塩法」という方法で塩が作られており、映像による説明も用意されています。製塩作業の様子は品質管理のためすべてガラス越しですが、積もった塩を見てパウダースノーを連想される方も多いでしょう。

美しいグラデーションに魅了されるパワースポット

写真:万葉 りえ

有名料亭で使われるだけでなく、品質の高さから様々な賞を受賞しているぬちまーす。一般的な塩に比べると塩分は低めでミネラルが豊富なので、取り寄せて使っている方が全国にいます。
売店には様々なタイプの塩があり、塩そのものや、ぬちまーすを使った食品、そして美容関係の商品も揃います。その中でぬちまーすを使ったちんすこうはお土産用に求める方が多い商品です。

写真:万葉 りえ

景色が素晴らしいというだけでなく、パワースポットという点でもぜひ訪れていただきたい果報バンタ。天気や季節などで様々な色を見せてくれる透き通る海は、地球の悠久の流れを感じさせてくれるでしょう。
そして雄大な景色に心が幸せパワーを感じた後は、塩ソフトを食べたり工場の建物にあるレストランでくつろいだりして体にも幸せパワーを充電してください。
一年中ビーチ遊びができる伊計島へ。また神話が残る浜比嘉島へも橋でつながっています。美しい海を堪能しながら沖縄東部の島めぐりを楽しんできてください。

ぬちまーす観光製塩ファクトリーの基本情報

住所:沖縄県うるま市与那城宮城2768
電話番号:098-983-1140
アクセス:海中道路西口→海中道路→平安座島→宮城島(沖縄北インターから車で25キロ)
2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
ぬちまーす観光製塩ファクトリー
http://nutima-su.jp/
(たびねす)あの人気番組でも紹介!沖縄レンタカー観光で外せない「道の駅」「海の駅」5選
https://www.travel.co.jp/guide/article/24973/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
万葉 りえ

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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