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ベストシーズンは秋!写真映え必至の「小豆島」は紅葉の季節がおすすめ

2019-09-12

実りの秋・紅葉の秋、小豆島がいちばん美しく輝く季節。香川県在住ライターがオススメする見どころ盛りだくさんの島の魅力をお伝えします。
3年に1度開催される「瀬戸内国際芸術祭2019」も春・夏の日程を終え、最終となる秋会期が9/28(土)〜11/4(月)に迫っておりますが、作品の鑑賞だけで終わらない写真映えする小豆島観光スポットが満載です。

日本の棚田100選認定!日本の原風景「中山千枚田」

写真:せと らいた

苗の緑と空の青が美しい日本の原風景「棚田」。棚田は千枚田とも言われ、山間部の傾斜地でも稲作ができるようにと耕された先人の知恵と労力の結晶です。秋も深まる頃になると、稲穂が陽の光に黄金に輝きこうべを垂れる姿も美しいものです。

写真:せと らいた

場所は中山地区、バスは西中山停留所下車。瀬戸芸作品の「小豆島の恋」のある一帯です。作品へと向かう通路から撮影した風景です。
周辺にはお食事スポットとして人気の「こまめ食堂」があり、棚田のお米を使ったおにぎり定食が人気のあるお店です。その他オリーブ牛バーガーや小豆島素麺など島内こだわりの食材を使ったお食事をいただくことができます。

小豆島が地中海風リゾートに写る立役者「オリーブ畑」

写真:せと らいた

小豆島と言えばオリーブ、香川県の県木でもあります。明治時代に海外から三重や鹿児島に移植したものの成功したのは小豆島のみだったと言われています。特徴的な蒼白い葉は、写真に撮影しても地中海沿岸やカリフォルニアを思わせる日本離れした雰囲気を醸し出しています。
芸術祭には「オリーブのリーゼント」という作品も展示してあり、オリーブ畑にリーゼントのモニュメントが鎮座する摩訶不思議な光景も楽しむことができます。

写真:せと らいた

秋はオリーブの実の収穫期でもあります。実は緑からアボガドの様な黒紫色に色づいてくると熟してきたサインです。この実はご存知のとおりオリーブ油を搾取したり、熟した黒い実を塩漬けにすることが一般的ですが、緑の実のなるこの時期限定で摘み取り塩水につけられた「オリーブの新漬け」を味わえ果実本来の味を満喫することができます。
新漬けのオリーブは9月後半から10月にかけて収穫され、商品として販売されるのが10月初旬から11月ですので、この時期小豆島がを訪れる人は是非お試しください。

写真:せと らいた

小豆島×オリーブの景観と言えばここが有名ですね。ここオリーブ公園では 2,000本のオリーブの木が植えられた丘陵地で、瀬戸内海が見下ろせる広場に設置された白い風車が青空に映えます。どんな風に撮影しても地中海風の画像になるのも当然、この風車は小豆島と姉妹島提携を結ぶギリシャ・ミロス島との友好の証に贈られたものです。
ここでは可愛らしいレトロなほうきが借りられるので、この景観をバックにジャンプした瞬間の写真を撮るのがマスト。カメラは下からあおり気味の構図で連写モードに設定、ジャンプの瞬間を捉えれば魔女の宅急便のキキを演出できますよ。
<道の駅小豆島オリーブ園の基本情報>
住所:香川県小豆郡小豆島町西村甲1941-1
電話番号:0879-82-2200
営業時間:8:30〜17:00

潮位がモノをいう淡くシルキーな「瀬戸内ブルー」の海

写真:せと らいた

四方が海に囲まれているのでどの方向にも瀬戸内海が見渡せます。前の段落に紹介したオリーブ公園の風車越しの海も素敵ですが、より海を主体にするならばエンジェルロードでしょう。
通常は海の中に隠れている砂の道が1日2回の干潮時だけその姿を表します。画像はエンジェルロードを手前の弁天島から見降ろせるフォトスポット「約束の丘展望台」からの光景、両側の波間に出現した砂の道が神秘的です。

写真:せと らいた

エンジェルロードは大切な人と手をつないで歩くと願いが叶うともいわれ、「恋人の聖地」とも呼ばれています。実際波打際に降り立つと波の穏やかな瀬戸内海を体感することができます。
というわけで、エンジェルロードを堪能するために必須な「潮見表」を関連MEMOにリンクしておきます。小豆島旅行のスケジュール作りの段階から潮位を考慮して計画しておくのがオススメです。

写真:せと らいた

さらに海が映える画像としてオススメしたいのは「二十四の瞳映画村」です。大正から昭和にかけての、ノスタルジックな街並みが再現された町並みのセットと瀬戸内の海とのコントラストは、まるで映画のワンシーンの中に迷い込んだような感覚。
有料で絣(かすり)などのコスチュームの貸出もあるので、二十四の瞳の登場人物になりきってみるのもよいかもしれません。

広角レンズがおすすめ山頂からの絶景「寒霞渓」

写真:せと らいた

昔から小豆島が観光の目玉といえば、何と言ってもロープウェイからみる寒霞渓の眺望、日本三大渓谷美のひとつとして今も昔も変わらぬ人気の観光スポットです。空・海・渓谷が一度にみられる日本で唯一の島のロープウェイということもあり、およそ5分の空中散歩は絶対押さえておきたい観光スポット。
山頂駅を降りて少し歩いたところにある第一展望所からの眺めは、広大な空と穏やかな海に浮かぶ島、そしてそこへ向かうとなだらかな渓谷を一度にみることが出来ます。圧倒的な景観に吸い込まれてそのまま空を飛べそうな気分になります。

写真:せと らいた

特に秋の寒霞渓は格別です。奇岩の黒い岩肌と紅葉のコントラストの中をロープウェイで空中から紅葉を鑑賞できます。画像は山頂駅からのくだりのロープウェイ車内、麓向きの方向窓ガラス越しにカメラを向けたものです。まるで珊瑚礁の海底をゆったりと遊泳しているような不思議な感覚に陥ります。
紅葉の見ごろは例年11月初旬から下旬ですが、標高差のある寒霞渓では山頂から麓へと変遷するので比較的長い期間紅葉を楽しむことができますよ。
<寒霞渓ロープウェイの基本情報>
住所:香川県小豆郡小豆島町神懸通乙168
電話番号:0879-82-2171
営業時間:8:30〜17:00

船内で閉じこもるだけじゃ勿体ない!航路も写真映えドッサリ

写真:せと らいた

高松港へ戻るフェリー甲板。夕陽の沈む時間帯はこんなにもドラマティックな光景を見せてくれます。夕陽に照らされた瀬戸内海の穏やかな水面がオレンジ色のシルクのよう。甲板の雰囲気と一緒に人物をシルエットにして写真に納めるのもオススメです。

写真:せと らいた

高松港の直前に姿をみせてくれるのは“せとしるべ”の紅い灯。サンポートのシンボルでもあるこの“せとしるべ”は、日本で初のガラスで造られた灯台で、透過性のガラス越しに灯る赤い灯りは夕刻の空と合わせてみるととても幻想的です。

写真:せと らいた

着岸直前までフォトジェニックな小豆島の船の旅は続きます。フェリー甲板のネオンサインが点り、高松港のランドマークでもあるサンポートタワーやJRクレメントホテルが眼前に迫り、港湾都市高松を演出してくれます。

瀬戸内国際芸術祭だけじゃ勿体ない!秋の小豆島フォトスポット

ご紹介して来た通り瀬戸内らしいフォトジェニックなスポットが満載の島「小豆島」。2019年の瀬戸内国際芸術祭も残すところ秋会期のみとなりましたが、島めぐりに最適な気候であることはもちろん、作物の実りの季節に加え見逃せない紅葉のスポットも・・・小豆島観光にとってベストなシーズンです。
2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
エンジェルロード潮見表
http://www.town.tonosho.kagawa.jp/kanko/tnks/info38.html
瀬戸内国際芸術祭2019
https://setouchi-artfest.jp/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
せと らいた

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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