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忙しい女子必見!肌の負担にならないメイクの選びかた

2014/09/02

メイクは肌の負担??

メイクをしたままうっかり寝てしまって翌朝肌荒れ…なんて経験をされた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?そもそも、「メイクは肌の負担になる」と言われますが、その理由はなぜなのでしょうか?

そして、毎日使うものであればできるだけ肌の負担にならないものを選びたいですよね。今回はそんなメイクと肌への負担の関係についてお話ししたいと思います。

肌トラブルのもと「酸化」

まず、一つ目のキーワードは「酸化」です。メイクの成分を見てみると酸化チタンや酸化亜鉛、酸化鉄などと「酸化」という文字のつく成分が多く入っています。

これらは主にカバー力や色づけのために配合される粒子です。この酸化粒子が肌にふれると、それがきっかけになって皮脂を酸化させます。酸化した皮脂は刺激物となって肌に炎症を起こさせたり、毛穴周辺を刺激してニキビの原因になったり、さらには、角質層が酸化されて水分がキープできなくなりカサカサと乾燥肌にもなってしまうのです。

また、油分を多く含むファンデーションなどは、肌の表面で長時間空気にさらされるとそれ自体が酸化して、肌にダメージを与えてしまうのです。

皮膚呼吸ってなに?

「メイクは皮膚呼吸を妨げる」などとよく言いますが、実際、肌は酸素を吸って二酸化炭素を吐き出す、いわゆる「呼吸」をしているわけではありません。

肌には皮脂が出る毛穴や汗が出る汗腺があって、メイクの皮膜でこれらの出口を塞いで皮脂や汗が出にくくなることを「皮膚呼吸を妨げる」と言っているのです。

ただ、メイクが本当に毛穴や汗腺を塞ぐほどの皮膜力があるかは正直よくわかりません。ですが、ウォータープルーフと呼ばれるものは、通常のものに比べて皮膜力が強いのは事実で、それによって毛穴が塞がれるとすれば、毛穴の中に皮脂が溜まってニキビの原因となったり、汗がでにくくなることで肌の水分バランスが崩れて乾燥するなどのダメージに繋がる可能性はあります。

女性に保湿ケアが必要な理由

最近では男性もスキンケアをする人は増えていますが、それでもまだ、何もケアしなくても特に支障のない男性がほとんどです。男性は何もしなくても平気な人が多いのに、なぜ女性は保湿ケアをしなくてはいけないのでしょうか?

これは僕自身の見解ですが、クレンジングにその謎を解く鍵があるのではないかと思っています。

メイクは通常油性の膜で、肌の水分を維持しているバリア膜も油性の膜です。当然のことながらメイクだけ落として肌のバリア膜を残すなどという都合のいいクレンジングがあるわけもありません。

なので、クレンジングすることで、肌は少なからず乾燥というダメージを受けなければならないのです。メイクをしなければクレンジングは必要ないと考えれば、クレンジングもメイクによる肌の負担の一つだと言えるのだと思います。

肌に負担をかけないメイクの選び方

それでは、肌への負担の少ないメイクの選び方についてまとめたいと思います。

・酸化物が直接肌に触れないこと

先ほどお話しした、酸化チタンや酸化亜鉛、酸化鉄なども、最近では表面をシリカやシリコンなどでコーティングして直接肌に触れさせないものもできています。そう言った原料をつかった商品を選ぶと良いでしょう。

ただ、注意が必要なのは、コーティングした粒子を使用しているとパンフレットに書かれていても、一部の粒子はコーティングされていて一部はされていない場合があります。酸化粒子全てがコーティングされているかをメーカーに確認することをおすすめします。

・ウォータープルーフは控えめに

多くの人前に立たなければならないときや、汗をかく環境でメイクが崩れて困る日もあれば、ちょっと近所に買いものに出かけるだけだったり、オフィスで仕事をするだけの日もあると思います。肌への負担を考慮しつつTPOに合わせて使うメイクを選べるようになると良いと思います。

・クレンジングなしで落とせるものを選ぶ

最近ではクレンジングなしでも落とせるメイクも増えています。クレンジングをするのを当たりまえと考えないないで、石けんや洗顔料だけで落とせるものを選ぶことをおすすめします。

メイクとしての機能性と肌への負担は裏腹な部分もたくさんあります。肌に負担の少ないメイクに切り替えることに最初は戸惑いを感じるかもしれませんが、肌への負担が軽減されることで、次第にメイクの発色がよくなったり、隠さなければいけないものも減って行くものです。

女性にとってメイクは切り離せないものですから、負担が少なくずっと使い続けられるものを探して欲しいと思います。

スキンケアアドバイザー・化粧品開発者  茂田正和

1978年に群馬県で生まれる。2004年には、日東電化工業ヘルスケア事業部にて開発責任者に着任し、化粧品開発者として化粧品の肌への作用を学ぶ。そうした中で、誤った美容情報の多さを痛感し、肌の本来の構造、肌が求めるスキンケアの方法、化粧品の選び方などを皮膚科学や化粧品学に基づいて啓発する活動を開始する。現在は、多くの美容業関係者に支持され活動の幅を広げている。



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