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肌の調子が悪くても、気にしないこともスキンケアのひとつ

2014/09/25

ポジティブな思い込みが、肌をきれいにする!?

最近、とても興味深い本を読んでいます。「思考のパワー」(ダイヤモンド社)という、アメリカの細胞生物学者であるブルース・リプトンが書いた本です。

ものすごくかいつまんで言うと、細胞を取り囲んで守る役割をしている細胞膜にはスイッチがあり、外から受ける傷や毒の他に、思考(脳やこころ、思いのこと)が、スイッチを入れるきっかけになって、からだの不調や病気を引き起こす、という説です。

日本で行われた漆アレルギーの実験で、右手と左手に毒性のある薬とそれのない植物の薬を塗って様子を見たところ、もちろん、毒性のある薬を塗った手に発疹が出ました。

が…、実際には、ラベルをわざと反対に貼っていたので、毒性のない植物を塗った手に発疹が出た、という結果だったそうです。

これをノセボ効果というそうです。効くはずのない薬を飲んだのに、これは効くからと言われて飲んだら本当に効いたというプラシーボ効果は、よく知られていますが、その逆で、ネガティブな思い込みが発疹を起こしてしまった、というのです。

「細胞膜」がキーワード

化粧品会社にいるとき、スキンケア商品を開発するにあたり、肌への効果を考える時に必ず関わってくるのが「細胞」です。細胞は、肌を健康に保つためにとても大切なエネルギーをつくり、細胞の中と外をつないで、肌がきちんと働くためのコミュニケーションをとってくれています。

私は、商品開発の立場から、肌に、たとえば、「長く続くうるおい効果を出せないか」と投げかけると、化粧品の処方を開発する研究者の方たちがいつも、「細胞」の仕組みを教えてくれていました。中でも、実は、「細胞膜」が、いかにからだの健康、もちろん、肌の健康も含め、「司令塔」の役目を果たしているかを教えてくれていました。

当時は、ふーん、と思うくらいでピンと来てなかったのですが、先に紹介した本にはズバリそのことが書いてありました。この細胞膜はとても重要で、実は、強くネガティブな思いを受けて、からだの不調を引き起こすんだそうです。

肌が荒れても落ち込まないのも、ひとつのスキンケア

この2週間、何年かぶりにアトピーのような肌荒れを起こし、ちょっとへこんでます。この夏の異常な暑さと湿気による汗荒れが始まりだった気がします。えー、また、あのアトピーの不快感が始まるのかなと思うと、どんどん落ち込んできて、症状も首だけだったのが、顎あたりから、まぶたへ拡大しています。

ここまで来てやっと、いけない、いけない、と思い直し、汗をこまめに拭き、掻かないように、洗い過ぎないように(刺激を与えないように)、刺激のない化粧水でケアをし、何より、また、かゆみのない、がさつきのない肌をイメージして気分を落ち着けています。やっぱり、肌は落ち着いてきています。

これまでも、肌荒れを繰り返す自分とつきあってきた経験上、他の要因ももちろんありますが、肌の調子が本当に悪い時は、大きな悩みがあったり、うまくいかないことが続いたり、大きな選択を迫られたり、と、決して、精神的にいい状態ではない時だったのも事実です。

なので、過度に思い悩んだり、不安に思ったりしないのも、ひとつのスキンケアだと、私は確信しています。

おまけ情報

最近、右肩上がりに人気が出ているエキストラバージンオリーブオイルですが、それに含まれる微量成分の健康効果の研究が進んでいるようです。

その一つとして、良質なエキストラバージンオリーブオイルには、なんと、細胞膜を強化する効果もあるようです。良質なものを、サラダやヨーグルトと一緒にそのまま摂ってみてはいかがでしょう?

オリーブオイルソムリエ・漢方上級スタイリスト  工藤亜由美

大学卒業後、外資系化粧品会社を経て、2013年2月にオー・リーブ・ジャパン株式会社を設立。スペイン産オーガニックのエキストラバージンオリーブオイルやクリーム蜂蜜の輸入・販売を開始。肌の弱い人向けに化粧水だけのスキンケアを自社開発し、販売。オリーブオイルや関連した食のセミナーやイベント講師としても活動中。



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