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老け顔の代表!?毎日できる「たるみ」対策!

2014/02/12

しみ、しわに加えて年齢を重ねるとともに気になるのが「たるみ」です。鏡の前で、下がってしまった肌を見ながら深いため息をつく方も多いでしょう。たるんでしまう前にサプリメントやエクササイズなどで少しでも若い肌を保つよう心がけましょう。

たるみの原因

肌のたるみは、ワイヤーバッグに荷物を入れた時にビヨンと下に伸びてしまう、まさにあの状態です。なぜ、たるみは起こるのでしょう。

皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の3層からできており、その下に脂肪組織と筋肉があります。若い人の肌は、みずみずしく弾力がありますが、これは皮膚の内部で細胞分裂が盛んに行われ、新陳代謝を繰り返すことで、柔軟性・弾力性のある肌が保たれているからです。しかし、それも20歳を過ぎた頃から、その働きが衰え始め、だんだん柔軟性が失われていきます。

特に、真皮を支える役割を果たす線維成分であるコラーゲンとエラスチンが緩んでしまうのがたるみの主な原因。たんぱく質からできていて、真皮の75%をしめ、真皮を支える役割を果たすコラーゲン繊維を鉄骨と例えるならば、そのコラーゲン繊維のジョイント部分がエラスチンです。どちらも年齢と共に減少し、切れたり、細くなったりするので、真皮を支えられなくなるのです。

皮膚
年齢と共に緩んでくるコラーゲン繊維

コラーゲン&エラスチンは、赤ちゃんの頃は竹かごのように目が詰まった状態ですが、年を取るとエラスチンが切れてコラーゲンが伸びてしまい、ワイヤーバッグに荷物を入れた時にビヨンと伸びてしまうと考えれば良いでしょう。

この二つの繊維を破壊する主な原因としては紫外線が挙げられます(日光変性といいます)。紫外線を浴びることにより、皮膚にシワができやすくなり、たるみが起こります。いったんたるんだお肌はなかなか元には戻りません。女優やバレリーナなど子どもの時から日に焼いていない生活をしている方の肌年齢が若いのは、紫外線を浴びていないからだといえます。また、サーファーや登山家でも、日に焼いていない部分はびっくりするほど肌理の細かいお肌であることがあります。

毎日の生活の中で出来るたるみ防止と対策

防止・生活

では、たるみを予防するにはどうしたら良いのでしょう?アンチエイジングという意味では、紫外線防御が一番です。タバコを吸わない、コラーゲンやエラスチンなどの肌の構成要素を衰えさせないように栄養をきちんと摂る、それから十分な睡眠が大切です。

エクササイズ

表情筋の衰えもたるみにつながるので、顔の表情筋を鍛えることが大切です。トレーニング方法は、大きな口を開けて「あ・え・い・お・う」と発音するのが大切。さらに、口を発音した状態で5秒前後そのままにするのがポイント。1日に5〜10回してみてください。また、よく話し、よく笑う方は大頬筋が鍛えられるのでたるみにくいようです。

表情筋を鍛えると、たるみにも効果的ですし、表情が豊かになります。また、表情筋の周りの活性化や新陳代謝を促し、真皮の成分であるコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を作り出す線維芽細胞にも働きかけます。

顔
表情筋を鍛えることも線維芽細胞を刺激し、コラーゲン産生などに効果的

サプリメント

「コラーゲン入りドリンク」も巷に多く出ていますが、いくら飲んでもあまりコラーゲンには届かないということをご存知でしょうか。実は、コラーゲンは、口から摂取してもすべて皮膚に行き着くことはありません。とはいえ、お肌の元となる成分であることは確かなので巡りめぐってお肌に行き着くということは考えられます。ドリンクを飲むと肌がプルっとした感じがしたり、肌にハリが出たように感じるのは、栄養が全体的に行き渡ったということだと思います。

薬
お肌に十分な栄養を行き渡らせることもたるみを予防する大事な要素です

最近は、野菜の栄養素も落ちてきていますから、食事だけではどうしても不十分。足りない分は、サプリメントで補う必要があります。アミノ酸不足になると、顔がしわしわになりますから、タンパク質は絶対摂取するようにしてください。また、必須栄養素であるマルチビタミンミネラルも不足しないようにしましょう。

クリニックでのたるみへのアプローチ

レーザーなど使う方法がポピュラー
伸びてしまったコラーゲンは、レーザーなどを充てて新たに産生させたり、熱で縮める方法(タイタンなど)があります。特に熱を加える方法は肌の表面をやけどさせないで、真皮に熱を加え、コラーゲンをギュっと収縮させ、さらに新しいコラーゲンが生み出されるので効果が実感しやすくなっています。そのことを、リモデリングといいますが、コラーゲンの構造自体が変わり、太い鉄筋が入るかのように耐震補強するようなイメージです。

気になる目元のたるみには…

下瞼のたるみにはヒアルロン酸を注射で注入しハリを与える事が出来ます。また最近はレーザー機器の発達により、劇的に上がるとまでは行かないものの、下瞼・上瞼ともにたるみを解消できるようになりました。

ただ、上瞼のたるみは個人差により、レーザーだけでは効果が出ない事があります。加齢による眼瞼下垂を伴っている場合が多く、眉の下を切って引き上げる「眉下切開法」という手術などがあります。一般的に若いうちに手術をすると傷が目立ってしまう場合がありますので、ある程度年齢を重ね、目元のしわに手術跡が紛れてしまう年齢、50歳以降の方が無難です。

一度、ダメージを受けてしまった真皮の線維は限度を超えると完全には元には戻りませんが、30歳を超えたら、注射やレーザーなどの積極的な刺激を加えるなど、たるみの進行を遅らせ、引き締めることは可能です。そして、バランスのとれた生活習慣やエクササイズによって、たるませない努力をしたいものですね。

銀座ケイスキンクリニック 院長  慶田朋子

新しい機器や治療方法も自らの肌で試し、本当に良いものだけをクリニックに取り入れている姿勢と、高度な注入技術・美的センスで、患者様から絶大な評価・信頼を得ている。医師向け講師も務めるなど、医師からの信頼も厚く、雑誌やテレビなどの取材も数多い。



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