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唇の荒れ・唇の乾燥は中医学では「からだからの大切なサイン」

2014/02/17

唇の乾燥は内臓が原因かも

今年は、「嵐」の相葉君ご愛用の「キールズ」というNY発のリップクリームが人気とか?一本1300円と高額にもかかわらず品薄とか…。ところで、リップクリームを愛用する方の中には手放せない方が多いようで、体質的に唇が乾いてしまいまうようです。

中医学では「脾胃(ひい)は肌肉をつかさどり、その華は唇に開く。」と言われています。意味は胃腸や脾臓などの消化器はお肌や筋肉の状態をコントロールするのですが、胃腸や脾臓などの消化器の状態は唇にあらわれますよ、という意味です。

ですから、逆に「唇」は脾胃が潤わなければ自分で潤うことができないので、四六時中リップクリームに頼ることになります。

唇の乾燥に効く漢方とは

中医学で胃腸を潤す漢方のおくすりとしては、参苓白朮散(ジンレイビャクジュツサン)、サプリメントではサージオイル(ヒッポファエ、シーバックソーン)があります。これらで胃液などをはじめとする脾胃を潤すこと大切です。

かつて、妙齢の若い女性で唇の乾燥が酷く相談を頂いたことがありましたが参苓白朮散(ジンレイビャクジュツサン)の服用で1週間ごとに唇の乾燥が改善してゆくときの、にこやかでうれしそうな表情がとても印象的でした。

女性にとっては「たかが唇、されど唇」なのでしょう。もっとも、身体のなかから潤うので潤ったのは唇だけではなく身体のお肌全体も潤ったのでしょう。

参苓白朮散(ジンレイビャクジュツサン)の服用で、お肌の潤い成分のセラミドが増えてゆくという薬理研究もあるようです。「脾胃は肌肉をつかさどる。」の意味は、脾胃が整い、食事が適切ならセラミドなども豊富になってお肌は綺麗になってゆくということです。

お肌のうるおい成分を測るすべのない、数千年も前にこんなことに気がつくのも、信じがたいのですね。

そんな目であたりを見回すと、透明感のある肌の方ってきっとよく食べているハズです。
いずれにしても、毎朝自分自身の肌や唇、髪をよく観察してみましょう。胃腸が悪ければ、すぐ肌が荒れるはずです。

下痢も便秘もない元気な胃腸で、バランスよく食べていれば
お肌も綺麗なはずです。ちなみに、胃腸に優しい食材は、カボチャや玄米など「黄色の食材」を目安に、肌につかれが見えたらお薬も食事もお手当は早めに。

国際中医専門指導員  乾康彦

大学卒業後、3年間システムエンジニアとしてソフトウェア開発に携わったのち家業の薬局を継承。1990年代米国代替医療のアンドルーワイル博士「癒す心、治る力(Spontaneous Healing)」などに激しく共感、病気の改善・健康の回復は医薬品だけに頼るのではなく自然治癒力を目覚めさせることが根本治療につながることに気づき、特に中国伝統医学としての漢方に注力、薬局の店頭で漢方相談をはじめる。



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