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メイクやスキンケア習慣が原因のシミ、「摩擦黒皮症」を防ぐ!

2015/03/10

メイク中の女性

メイクやスキンケア習慣が原因のシミ、「摩擦黒皮症」って?

前回のコラムでは「シミより怖い?!黄ぐすみの原因、肌のカルボニル化を防ぐ」についてお話ししました。今回はお肌の黒ずみについてです。摩擦黒皮症という黒ずみ疾患をご存知でしょうか?

摩擦黒皮症とは、肌が繰り返し摩擦による刺激を受けることでメラニン色素が皮膚に沈着し、シミのように黒ずむ疾患のことをいいます。例えば、入浴時にタオルやブラシなどでゴシゴシと洗い過ぎている箇所や、下着の締め付け箇所などが黒ずんでいるようなことがあったら、それは摩擦黒皮症を疑いましょう。

また、ボディだけではなく顔にも摩擦黒皮症の症状が出ることがあります(色素沈着型接触皮膚炎・炎症後色素沈着)。これは朝晩のゴシゴシ洗顔や、過剰なスキンケアやマッサージ、間違ったメイク方法など、毎日の習慣が原因です。また、一見その形状から肝斑と間違えやすいため、スキンケアや飲み薬で、肝斑ケアをしても一向に改善が見られない時は、摩擦黒皮症の可能性が高いと言えます。

毎日のちょっとした習慣を見直して、予防を徹底しましょう。既に症状がある場合も、以下を参考にスキンケアやメイク法を見直してみて下さい。

洗顔と毎日のスキンケアで気をつけたい習慣

ポイントメイク落としや化粧水のパッティングにコットンを使いたいなら、素材や加工にこだわって、肌に優しいものを選ぶようにしましょう。毛羽立ちが多すぎるものも良くありませんが、毛羽立ちを抑えるための加工がかえって刺激になるものもあります。

拭き取るタイプのクレンジングミルクやクレンジングクリームは、少し高価でも柔らかい保湿タイプのティッシュを使って拭き取るようにすると良いです。クレンジングシートやクロスは、刺激の強いものがほとんどです。急な外泊時くらいの使用にとどめるのが無難です。

それから、スクラブ洗顔やナイロンブラシによる洗顔は控えた方が良いでしょう。摩擦黒皮症の原因になるだけでなく、過剰な刺激が肌を傷つけ、健全な角質層の形成を損なうことがあります。

ゴマージュなど、擦って肌を刺激するスキンケアは慎重に。

シミにならないメイク習慣は道具選びから

〜メイクスポンジ編〜
摩擦黒皮症にならないためには、メイクしないことが一番の得策ですが、女性はなかなかそうもいきません。リキッドタイプやクリーム状のファンデーションを使う時は、指で優しく馴染ませるように肌にのせていきましょう。

スポンジを使いたい時は、柔らかくしなやかで、表面のキメの細かいものを選ぶようにします。硬いスポンジは肌の刺激になるだけなく、ファンデショーンの減りが早くなったり、メイクがヨレる原因にもなります。「朝美容液をつけるとファンデがモロモロになる」という声をよく耳にしますが、スポンジを変えるだけでヨレなくなることもありますよ。

衛生面を考えると、メイクスポンジはできれば毎日取り換えたいもの。ドラッグストアなどで購入できる使い捨てスポンジは、同じお値段でも品質にはバラつきがあります。安価で良質なものもありますので探してみましょう。

〜メイクブラシ編〜
粉状のミネラルファンデーションやフィニッシュパウダー、チーク(頬紅)、アイシャドウを使う時に特に注意して欲しいのが付属のブラシです。ミネラルファンデーションやチークは、ブラシで同じ箇所を何度も摩擦して刺激するため、摩擦黒皮症の原因になります。

少し肌の弱い方なら、メイクブラシでヒリヒリとした刺激を感じた経験があるかもしれません。付属のブラシに硬さや刺激を感じたら、多少高価でも肌に優しいメイクブラシを揃えることをお薦めします。良いブラシは肌に優しいだけではなく、メイクの仕上がりも格段に上がります。

また、チークは発色の良いものを選び、ミネラルファンデは肌にのりやすいものを選んで摩擦を避けましょう。

日本には高い技術と品質を誇る、多くの優れたメイクブラシメーカーがあります。カウンターなどで使い心地を確かめて購入できるメーカー数社を下記に挙げておきます、ご参考まで。

「竹宝堂」
カネボウ化粧品がこちらのブラシを採用しています。コスメカウンターでメイクしてもらい、感触を確かめましょう。「鉄舟」シリーズは女性達の憧れ。

「白鳳堂」
今やあまりに有名なメイクブラシメーカー。多くのデパートにカウンターがあるので、手に取って肌触りを確かめられます。

「華祥苑」
創業131年の老舗。今から20年以上前に購入したこちらのブラシは今でも現役です。銀座の直営ショップでは、ブラシの使い方からメンテナンス法までを教えてくれます。

ビューティーコメンテイター  中野由紀子

卒業後、OL、執筆業などを経て化粧品業界へ。インナーケアを含む幅広いエイジングケア製品の企画開発に取り組み、トータルエイジングケアブランド「SECOND SEASON」をプロデュース。



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