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乾燥にもアンチエイジングにも「ビタミンC誘導体」が万能な理由

2014/01/21

お肌の乾燥対策に最適なもの

乾燥は、お肌をくすませてしまうだけではなく、皮膚の新陳代謝も悪くさせ老化の原因になります。そのため、乾燥肌は決して放置してはいけません。

乾燥対策としては、(1)セラミド、(2)アボカド油・ゴマ油・オリーブ油・ホホバ油といった植物性オイルを含んだ保湿クリームが最適です。

そして、もう一つ忘れてはいけない成分が「ビタミンC誘導体」です。ビタミンCが美肌に良いことは有名ですが、そのままの状態では皮膚に浸透しないので、ビタミンCを化学的に変化させ、皮膚に浸透するようにしたのが「ビタミンC誘導体」です。

ビタミンC誘導体の働きと注意点

皮膚に浸透したビタミンCは、紫外線による皮膚のDNAのダメージを修復し、シミの元になっているメラニンを無色化したり、コラーゲンを増やしたりしてくれるので、アンチエイジングに最適です。

それだけではなく、ビタミンC誘導体は強力な保湿作用もあることもわかりました。
たとえば、「イソパルミチン酸アスコルビル(通称:VCIP)」というビタミンC誘導体は、塗ってから48時間たっても皮膚の水分量を上げつづけてくれます。

しかし、残念ながら市販の化粧品にはビタミンC誘導体はほとんど入っていません。
なぜかというと、ビタミンC誘導体は熱に弱く長期保存できないので、大量に出回る市販の化粧品には向かないのです。

ただ、数あるビタミンC誘導体の中で“アスコルビン酸グルコシド”安定型で、市販の化粧品に含まれていることがあります。しかし、残念なことにアスコルビン酸グルコシドはビタミンC誘導体のひとつでありながら、人間の皮膚の中ではビタミンCに変化しないことがわかっています。(ネズミの皮膚ではビタミンCに変化します。)

市販の激安化粧品で「ビタミンC誘導体含有!」とうたっていても、実は「アスコルビン酸グルコシド」だった…ということがしばしばあります。それではネズミの皮膚には有効でも、人間には無効ですので注意してラベルをみましょう。

おすすめのビタミンC誘導体は、前述の「イソパルミチン酸アスコルビル(VCIP)」や「アスコルビン酸リン酸エステル(アスコルビン酸Mgまたはアスコルビン酸Naとも書く)」「パルミチン酸アスコルビル酸3Na(APPS)」「フラーレン」などです。
たいてい「化粧水」や「クリーム」の形になっていて、ドクターズコスメの形で購入するのが一般的です。

以前はとても高価で美容クリニックでしか手に入りませんでしたが、今は少し安くなり専門医とコラボレートしている化粧品会社からネットでも買えるようになりました。

僕自身もやはり冬は乾燥しやすいため、顧問先のメーカーのVCIP入りのクリームを使って保湿しています。

東京警察病院 医師  澤田彰史

東京警察病院以外にもさまざまな施設にて、形成外科・美容外科手術・レーザー治療から、 訪問診療に至るまで幅広く医療に従事。 日本テレビ『世界一受けたい授業!』や、『美STORY』『日経WOMAN』『夕刊フジ』 のアンチエイジング特集でも取り上げられる。本コラムでは、メンズスキンケア講座を連載。



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