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【医師監修】肌が弱い人必見!注意すべきファンデーションの成分

2016/09/05

ファンデーションが刺激となる原因は人それぞれです。無添加や天然を謳う化粧品には、根拠が無いものもあるので注意が必要です。今回は、一般的に刺激があると言われている化粧品の配合成分をいくつかご紹介します。

無添加、ナチュラルって本当にいいの?

「無添加」や「オーガニック」、「天然」「ナチュラル」などと書いてあるとお肌に良さそうなものと思いがちですが、そのふれ込みだけで商品を選んでしまうのは危険です。

実は、コスメの基準を定めた厚生労働省の薬事法では、「無添加」や「ナチュラル」という言葉の定義に基準が設けられていません。こういった言葉は、メーカーが作ったもの。メーカーの基準では、薬事法で定められたアレルギーなどの皮膚障害を起こす成分(102種)と香料(103種)を除いたものを無添加としているケースが多いようです。

こういったことから、「無添加」「オーガニック」などという表示に踊らされずに、配合成分をきちんと確認することが大切です。とはいえ、ここで膨大な数(11,883種 ※香料含/日本化粧品工業連合会「化粧品成分表示名称リスト」より)に及ぶ成分を全てお伝えすることは難しいので、刺激になりやすいと言われている成分をピックアップしてお伝えします。

刺激になりやすい成分@〜合成界面活性剤〜

界面活性剤は、水につきやすい性質と油につきやすい性質の両方を兼ね備えているので、水と油が使われるクレンジングオイルや乳液、シャンプーなどによく使われる成分なのですが、ファンデーションにも使われていることがあります。

特に、リキッドタイプやクリームタイプなど、油分が多く含まれるものに使われています。敏感肌など刺激を受けやすい肌の方は、パウダータイプのものを選ぶと界面活性剤の影響は少ないでしょう。

防腐剤

化粧品は製造時に無菌でも、開封して使用するうちに、空気中や指に付着した菌が混入して品質が劣化してしまいます。それを防ぐために使われるのが防腐剤や保存料と言われるものです。

防腐剤には、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、BG(1-3ブチレングリコール)、フェノキシエタノールなどがあります。敏感肌の方の中には、これらの成分によって皮膚炎やアレルギー反応を起こす方もいるので、防腐剤使用の化粧品を使う場合は注意が必要です。

防腐剤が心配な方には、防腐剤フリーの化粧品もあります。

合成ポリマー

よく耳にする合成ポリマーとは、シリコンや食品ラップ、ペットボトルなどですが、化粧品に使われるものは、「カルボマー」などの水溶性ポリマーです。これは、乳化剤やゲル化剤として用いられるのですが、皮膚に対して毒性や刺激はありませんので、化粧品に入っていても問題ない成分とされています。

石油系合成香料

石油を主原料にした合成香料は、香りが安定するというメリットがある一方、ある種類の合成香料がホルモンバランスを崩してしまうという論文も発表されていますので、これも敏感肌など、肌トラブルが多い方は注意が必要です。しかしこれには、精製度の問題等もあります。ナチュラル系の香料の方が刺激が出る場合もあり、いちがいに石油系の方がとは断定できないです。

ここまで注意すべき成分を紹介してきましたが、化粧品成分の安全性は、植物由来か化学合成かで決まるのではなく、本人の肌に対する刺激性やアレルギー性、などの有無で決まるものです。人に個性があるように、成分が肌に合うかどうかは人それぞれです。あまり神経質になりすぎず、自分に合った化粧品を探していきましょう。

たかいわクリニック 理事長  岩真理

兵庫医科大学を卒業後、大阪市立大学医学部附属病院を経て、昭和59年 たかいわクリニックを開業。現在公職として、大阪市阿倍野区医師会理事、大阪府女医会理事。



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