肌は傷つきやすく刺激に敏感な状態。とにかく刺激の少ないものを選びましょう。クレンジングは、肌への刺激が強いので注意が必要。メイク=脂汚れですから、クレンジングの度に、必要な皮脂まで落としてしまいます。オイルや拭き取りタイプは避けて、洗い流すタイプのクリームなどを選んで。
洗顔では、合成界面活性剤の入っていない無添加石けんか、ぬるま湯で素洗いでもよいでしょう。合成界面活性剤は石油由来の成分で、洗剤やシャンプーなどにも含まれ強い洗浄力がありますが、敏感肌の肌には刺激が強すぎます。洗顔料をしっかり落としつつも手短に済ませましょう。
乾燥肌が悪化して、かゆみや炎症を起こすなど刺激に弱い状態を「乾燥性敏感肌」と言います。乾燥性敏感肌の原因は、肌の水分をキープする機能とバリア機能を担うセラミドという成分の不足で、外部から細菌などの刺激が入りやすい状態となっています。
角質層のセラミドが不足してしまうと、外部の刺激から肌を守ることができなくなってしまうのです。そこで、セラミド入りの美容液を使用すれば、バリア機能がよみがえり、乾燥性敏感肌を改善へと向かわせることができるのです。
敏感肌は、間違ったスキンケアの積み重ねが原因であることもありますが、他にもアレルギーや栄養不足が原因の場合もあります。その場合は、体の内側を健康にすることでも敏感肌をケアすることができます。
肌のバリア機能が損なわれる生活習慣。それは、睡眠不足、偏食や暴飲暴食などの不規則な食事、お酒やたばこなどです。こうした生活習慣を続けてしまうと、やがて血液循環や代謝機能に悪影響が出てきてしまいます。
血液で運ばれるべき栄養素や老廃物が滞ってしまうと、よい角層を作って維持することができず、結果、肌のバリア機能が低下してしまいます。そのため、タンパク質・アミノ酸を多く含んだ食事や、睡眠をしっかりとること、ストレスをためないことも大切です。
いかがでしたか。敏感肌ケアの方法はたくさんありますが、生活習慣を正したり、必要な栄養を食事に取り入れたりすることは、とても簡単ですし、やっていてとても楽しいものです。ぜひ自分の生活に取り入れられるところから始めてみましょう!
その他、「スキンケア大学」には女性の健康・美容やライフスタイルに関するお役立ち情報がたくさんあります。ぜひご覧になってください。
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