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すべて同じケアでいいの? 大人のニキビ跡のタイプ別対処法


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できてしまったニキビやニキビ跡に悩んでいる人は意外と多いのではないでしょうか。ニキビというと若者の勲章のように思われがちですが、30代、40代でも悩んでいる人は少なくありません。

今回は、ニキビやニキビ跡のタイプ別に対処法をお話します。

■ニキビ跡の種類に合わせた対応を
●赤みのあるニキビ跡
痛痒くメイクで隠しにくい赤みのあるニキビが跡になってしまう原因は、肌がニキビによるダメージを受け、内部で血がにじみ出てしまうためと言われています。

ニキビの影響で炎症を起こした肌は、外部からの刺激を受けやすくなっており、内出血を起こしやすい状態です。ニキビが長引いて、炎症がひどくなるほどニキビ跡はできやすくなるとか。

触ってみると痛みはなくなったのに、ポツポツと赤い点のように残るニキビ跡。頬やあごのあたりが全体的に赤くなってしまうこともあります。

●色素沈着してしまったニキビ跡
肌の色素が沈着してしまったニキビ跡は、シミのようにくっきりと跡が残っているかもしれません。色素が沈着するタイプのニキビ跡は紫色や茶色に変色しがちです。

●紫色のニキビ跡
紫色に変色したニキビ跡は、赤みのあるニキビ跡が悪化した状態とも言えます。ダメージを受けた肌の赤みが色素沈着につながってしまうことも考えられます。

●茶色のニキビ跡
茶色のニキビ跡は、紫外線などの影響で、肌の色が一部分だけ変色しているケースも。ニキビの炎症を抑えるために生成されるメラニンが黒色や茶褐色の色素のもととなり、茶色いシミ跡となってしまうことも考えられます。

この色素沈着タイプのニキビ跡は、紫のニキビ跡よりも残りやすいといわれており、早めに対策した方がよいでしょう。


●クレータータイプのニキビ跡
クレータータイプのニキビ跡は、多くの人が悩んでいる症状かもしれません。肌の表面に凹凸が目立ってしまい、メイクをしても完璧に隠すことは難しいですよね。

このクレータータイプのニキビの原因は、ニキビ周辺の肌に強い刺激が加わったことによって起こるとい言われています。ダメージが肌の深くまでおよび、肌が落ちくぼんだままになってしまうのです。

■タイプ別ニキビ対策
●赤みのあるニキビ対策にはビタミンC
赤みのあるニキビの原因は、皮膚の炎症です。ニキビによるダメージですっかり赤くなった肌のお手入れとしておすすめしたいのが「ビタミンC」の入った化粧品です。

とくに、肌への浸透を考えてつくられたという「ビタミンC誘導体」を配合した化粧品は、赤みニキビのケアに効果が期待できそう。

「ビタミンC誘導体」にこだわった高濃度の化粧水などもありますので、試してみるのもいいでしょう。

●ニキビの色素沈着対策なら、やっぱり美白
ニキビの色素沈着対策には、メラニンに働きかけてシミや色素沈着を予防する「美白化粧品」を使うのがおすすめです。

美白成分は、できてしまったメラニンに働きかける美白成分と、メラニンを抑える効果のある美白成分に大別できます。ビタミンC、ハイドロキノン、トラネキサム酸、アルブチン、エラグ酸、ルシノール、カモミラET、コウジ酸など種類もさまざまですので、自分の肌に合ったものを選びましょう。

美白化粧水、美白乳液、美白美容液、美白クリームのほか、美白パックなどもあり、ラインで使うのはもちろん、その時々の肌のコンディションに応じたアイテムを取り入れるだけでも違います。

ほかにも、自宅でできるかんたんな角質ケアで肌の生まれ変わりを助けるなど、ふだんの基本的なお手入れこそがニキビやニキビ跡のケアに役立ちます。早速、できることから対策をはじめましょう!
(宮本燈)
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