夏には夏っぽいメイクを楽しみたいけれど、季節にあわせてカラーコスメを買いかえるのは、もったいない感じがします。
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そんなときは、手持ちのコスメに、ある1色をプラスすれば、いつもと違う夏色メイクが完成します。
■ふだん見過ごしているアノ色が夏のマストカラーだったその色とは、なんとイエロー。なんとも使いにくそうな印象の色ですが、意外にも、夏のメイクには欠かせないんです。
1. イエローリップorグロス
赤やオレンジのリップの上に重ねると、太陽の日差しを反射したような、フレッシュな色あいに変化。海や山、リゾート地で、主役級の輝きを放ちます。
唇も日焼けをするので、シミや乾燥防止のためにも、できればUVケア成分が入ったものを選んで。
2. イエローコンシーラー
年齢とともに目立ってきた目の下のクマを隠すなら、コンシーラーもイエロー系に。
イエローといってもビビッドなイエローではなく、黄色みを帯びたクリーム色と言ったほうが近いかもしれません。
自分の肌色にあわせて選べば、なじみやすく、元気な目元印象になります。塗るときは伸ばすのではなく、クマのラインに沿ってトントンと指で叩き込むと、自然な色づきになります。
3. イエローアイカラー
冬の間に使っていたブラウン系アイカラーも、イエローをプラスすると夏らしいアイメイクになります。
ブラウン系を薄めに塗ったあと、目もとや眉下にイエローをアクセントでオン。たちまち明るい夏顔の誕生です。肌になじむ色を選ぶと、2のコンシーラーの代わりにもなります。
オフィスメイクにする場合は、できるだけ粒子が細かくラメが少ないタイプを選ぶと、上質なオトナの仕上がりになります。
■イエローの魅力を生かしたコスメをチェックイエローはコスメのなかでもふだん気をつけて探さない色なので、「イエローなんて売ってたっけ?」という声も聞こえてきそうですが、最近はイエローの魅力を生かしたサマーコスメが複数ブランドから登場しています。
ぜひ一度、気にしながらコスメショップをチェックしてみてください。
(力武亜矢)