時間がいくらあっても足りないママの日常。疲れはててどんよりした肌をどうにかするため、朝のわずかな時間をメイクに費やしてバタバタする毎日です。
メイクに時間をかけたくないけれど、すっぴんでは外に出られない!
そんな、できるだけメイクの工程を少なくしたいママたちへ、時間をかけていないのにフレッシュな顔になれるベースメイクのポイントをご紹介します。
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■目もとの疲れ・くすみは、ハイライターで飛ばす!朝目覚めて、顔色がどんよりとくすんでいるということってありますよね。年齢を重ねた女性のお肌は、目もと周辺にとくに疲れが出てしまうもの。ファンデやコンシーラーでしっかり隠したいけれど、1分1秒も惜しい朝、“隠さず”に“飛ばす”テクニックはいかがでしょうか。
下地を塗ったあと、目の下の三角ゾーンと目尻のCゾーンにかけて広範囲にハイライターをオン。指で軽くぼかして、フェイスパウダーで仕上げを。
ポイントは、フェイスパウダーの前に仕込んで自然なツヤを内側から出すこと。ムラやよれが出やすいパウダーハイライトでは出せない、自然な透明感を出すことができますよ。
■かなりの時短に! ファンデの“センター塗り”ファンデをしっかり塗る時間はないけど、下地だけで出るのはちょっと…。それなら、ファンデの“センター塗り”がオススメです。
フェイスラインやアゴを避けた目尻と口角の内側のエリアにのみファンデをオン。フェイスラインにむけてファンデをぼかすように伸ばしましょう。顔の中央部分だけにファンデを塗ることで自然な陰影ができ、ツヤのある立体的な印象に。
カバーしたい部分はしっかりファンデがのっているので、きちんとベースメイクをした日にも負けない仕上がりに。
■“コンシーラー頼りすぎ症候群”に注意シミやニキビ跡、クマなど、気になる部分だけをカバーしたいときに活躍するコンシーラー、使いすぎるといつもよりも不自然な印象になることも。
コンシーラーはピンポイントで、少量使うアイテム。どんよりした顔色を隠すために広範囲に使ったり、クマを消しさりたいと分厚く塗ったりするのは失敗のもとです。
色味の強いコンシーラーにも注意。「クマには1トーン暗い色」「茶クマにはイエロー、青クマにはオレンジのコンシーラー」などとも言われますが、肌色と離れれば離れるほど不自然になり、カバーしたい部分が逆に目立ってしまうことも。
コンシーラーの役目は「隠す」のではなく、気になる部分を「ぼかす」や「目立たなくする」と考えましょう。肌色に合った自然な色味のコンシーラーを薄くたたきこみ、ハイライトやパール入りパウダーを重ねるなどして気になる部分を和らげます。くれぐれも厚塗りには注意してくださいね。
平日は力を抜いたがんばらないメイク、休日のお出かけには気合を入れたしっかりメイクと、オン・オフでわけることにより、身だしなみやオシャレにもメリハリが出ます。
忙しいママだからこそ、上手なメイクテクニックを身につけて時間を有効に使いたいですね。
(マムズラボ)