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チークをナチュラルに、血色みたいに塗るのって、意外とテクニックが必要。ちょっと間違うと、濃く塗りすぎて子どもっぽくなったり、アカ抜けない顔になったりしてしまいます。
そんなときは、
「ファンデの前」にチークを。
「チークは下地!」と考えることで、トレンドの
ナチュラル頬をカンタンにつくれるようになります。
■メリット 1:トレンドの「血色メイク」が簡単(c)naka - Fotolia.com
チークを塗る順番は、一般的にメイクの最後のほう、ファンデーションやパウダーの後になります。そのため余計に、リップやアイメイクとのバランスをとる必要にかられ、手間がかかります。
血色メイクをしようとすると、なおさら。肌の内側から浮き出している血色の色合いを、肌の上からチークで再現しようとするのですから、難しくて当たり前です。
肌の内側から出ている血色を表現するなら、
赤みのあるチークを、肌色の役割をしている
ファンデの下に入れることで、血色感がつくりやすくなります。
■メリット 2:メイク直しの手間が軽減(c) fotofabrika - Fotolia.com
チークを
下地の一環と考えると、わかりやすいと思います。
下地やBBクリーム、クリームファンデの次に、少し濃い目に、
血色感を出す
赤みのあるチークを塗ります。その上から、パウダーファンデやパウダーを乗せると、チークの色が、肌の内側から出ているように見えます。
チークは、クリームやジェルタイプのほうが肌にしっかりつき、上からパウダー類を乗せた時に、混ざりにくいです。慣れるまでは、最初は
薄めに下地チークをつけ、パウダー類を乗せたあと、色が足りなければ足していくようにすると、より失敗しにくくなります。
また、この方法にすることで
チークが落ちにくくなるため、メイク直しの手間も減ります。
■メリット 3:頬のくすみも簡単にカバーオレンジやベージュ系、青みががった色などのチークをつけると、
頬がくすんで見えることがあります。
そんなときは、ハイライトに使うカラーのような、明るい発色の
ピンクやオレンジのチークを
チーク下地として塗り、その上からオレンジやベージュ系チークをレイヤーすると、なにもしないよりも、肌をぱあっと明るく見せることができます。
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チーク下地とチークのトーン(色の彩度)を合わせたほうが、よりナチュラルな仕上がりになります。ちなみに、筆者はチーク下地用チークに、ジルスチュアートの「レイヤーブラッシュコンパクト01」を使っています。
チークのトレンドが変わっても、血色感のある頬を演出したいときは、いつでも使えるテクニックです。ナチュラルチークがうまくつくれないときは、お試しくださいね。
(力武亜矢)