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自分の菌を培養してスキンケアに活用 世界初の『美肌菌バンク』

世界初の『美肌バンク』セットに含まれるスキンケア製品と美肌菌の粉末 (C)ORICON NewS inc.

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世界初の『美肌バンク』セットに含まれるスキンケア製品と美肌菌の粉末 (C)ORICON NewS inc.
 バイオジェノミクスとウェルネス・ジャパンは5日、都内で会見を開き、世界初のバイオスキンケアサービス『美肌菌バンク』サービスを開始したと発表した。同サービスは自分の肌に付着している“美肌を作る菌”を採取して培養し、増やした菌を粉末にして美に取り込むというもの。化粧品による肌トラブルの話題が続いている中、「自分の肌に存在している菌を活用する」という安全性と最先端のバイオ技術で、美容意識が高い女性たちにアプローチする。

 バイオジェノミクス社の本多英俊社長は同サービスについて「他人の菌は定着しない。自分の肌には自分に合った菌が定着していることを考えると、スキンケアもオーダーメイドでできないかという発想でプロジェクトを立ち上げた」と説明。産学連携で研究を行い、化合物を使って美肌菌を増やす従来の方法とは異なる手法で菌を増殖。確実かつ安全に肌に取り込むサービスを開発した。

 人体にはさまざまな常在菌があり、皮膚にも多数の善玉菌や悪玉菌が存在している。同サービスで取り出すのは美肌菌といわれる表皮ブドウ球菌で、もともと肌表面や角質、脂線などに存在するもの。汗や皮脂をエサにしており、肌の保湿や弱酸性化に重要なグリセリンや有機酸を産生する。ただし、体質によりもともと持っている菌の数は個人差があるほか、日常的にメイクをしている女性や、洗顔を行う回数が多い人は、この菌が少ない傾向があるという。

 会見に同席した東京女子医科大学東医療センター皮膚科の出来尾格講師は「美肌菌は肌をカサカサにしたり炎症をおこしたりする黄色ブドウ球菌と似ており、美肌菌を増やすことで悪玉菌の栄養を奪ったり、抗菌ペプチドによって悪玉菌を攻撃する」とコメント。同サービスの研究と臨床実験を行った長崎国際大学薬学部の野嶽勇一講師によると、自分の美肌菌を戻した被験者全員が「うるおいが戻った実感がある」と答え、実際に詳細を分析したところ、油分量が増えて水分の蒸発量が減少。それに伴い、肌の水分量が上昇していたと語った。

 サービスの流れは、比較的触れることが少ない額の表皮を綿棒でこすって菌を採取。同社の施設で培養し、ほかの菌を取り除いて美肌菌のみをマイナス80度で凍結保管。使用分のみ凍結乾燥して菌を粉末化する。粉末の菌が届いたら、利用者は専用ジェルに混ぜて菌を再生させ、美容液を使うような感覚で肌に菌を戻していく。価格は菌の採取、凍結した美肌菌の保管(1年間)、粉末化した菌が入っている小型のボトル6ヵ月分、定着させた菌を育てるスキンケア製品3品がセットになって58万1900円。採取した菌自体は永久保存が可能なため、希望により継続保管も受け付ける。


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