IKKOさんが伝授！　オトナ女性のためのBBクリーム活用術

　カリスマ美容家のIKKOさんが、自身がPRアンバサダーを務めるスキンケアシリーズ「フレッシェル スキンケアクリーム」（カネボウ化粧品）の勉強会に登場し、メイクに対する心構えから実践的なテックニックまで披露した。IKKOさんといえば、日本にBBクリームを広めた立役者。そこでORICON STYLE elthaは直撃インタビューを敢行し、オトナ女性に役立つBBクリーム活用術をうかがった。

◆オトナ女性が選ぶべきBBクリームは？

　美容液からファンデーションまで一気にカバーできるBBクリームは、忙しい女性にとって頼りになる時短アイテム。その選び方でもっとも重要なのは“肌なじみのいいもの”だとIKKOさんは語る。「テクスチャーを感じること。手の甲で試す時は、片手ずつ違う種類を付けて、指先ではなく手のひら全体でしっかりと押さえて、どう違うかを感じるの」（IKKOさん・以下同）。

　そのほか、オトナ女性は若い時と比べると皮脂が少なくなることもあり、“油分との相性”や“どんな美容液成分が入っているか？”もチェックポイントに入れると良いそう。ちなみに、IKKOさんが最近注目している美容成分は「ナイアシン」。オトナ女性はぜひチェックして。

◆手軽で肌馴染みの良いBBクリームの使い方

　IKKOさんオススメのBBクリームの塗り方は、パフなどは使わず、手のひらを使って全体に伸ばしていく“男塗り”と言われる方法。ただ、塗る順番にコツがあるんだそう。「手のひらに少量とってなじませ、マッサージするように頬から始めて、おでこ、細かい部分を塗っていき、いらない油分はスポンジでたたく、そして気になる部分は重ね塗りをしてください。それでOKです」。

　マットな質感に仕上げたいときはルースパウダー（おしろい）を使って。なお、ルースパウダーを使うときに多くの人が迷いがちなのが“小さな穴から粉が出てくるタイプのケース”に入ったもの。穴から出てきた状態のままパフに取り、肌に乗せるとムラになりやすいのでご注意を。IKKOさんのオススメは、ケースのフタをパレット代わりに使う…というもの。「フタにパウダーを自分の使う分だけ適量出し、大き目のブラシでよく混ぜてから肌に乗せていくとキレイに仕上がるんですよ」。

　「メイク崩れもBBクリームだったら、ヨレているところを手でなじませるだけでキレイなるんです。化粧直ししたい時は、外出先にこれだけ持って行けば、乳液いらずだし便利。すでに美容液成分が入っているから、上から塗っても肌なじみよくカバーしてくれるの。ベースを作る時に同じところを何回も塗らないことも大切ね」。

　オトナのオンナはメイクスタイルも“手早く・賢く・美しく”でありたいもの。取材の終わりに「最後に“愛を込めてIKKO”って入れておいてくださいね」と笑顔を見せたIKKOさん直伝の、愛が詰まったBBクリームテクで、さらなるビューティーアップを目指して。

2016-03-18