ブルーな気分をリフレッシュ 5月病対策に活用したい香り
2016-05-08 15:20 eltha
「香りで気分が変わる」理由は、嗅覚でキャッチした情報が本能や情動活動をつかさどる大脳辺縁系や、自律神経をコントロールしている視床下部を通し“ニオイ”として認識されるため。本能にダイレクトへ伝わるため、心地よい香りで気分のリフレッシュやリラックスへつなげるというアプローチは、もっともお手軽でスピーディな“気分の切り替え法”になるというわけ。
5月病と自律神経のバランスは切っても切り離せないものと言われていて、イライラ気分の時は自律神経の交感神経が優位に、リラックスモードの時は副交感神経が優位になっている状態。そのため、リラックスしすぎてやる気が出ないという人は気分をリフレッシュさせ集中力を高めると言われるローズマリーやペパーミント、ユーカリを。ブルーな気分の時はベルガモットやレモングラス、ローズ、ジャスミン、緊張状態が続いている人はラベンダーやイランイラン、ジャスミンなどを選んでみて。
もっとも手軽なのは芳香浴で、エッセンシャルオイルを入れたルームスプレーやアロマポットなどで部屋に香りを漂わせたり、ティッシュに1〜2滴アロマオイルを垂らしてデスクに置いておくだけでOK。また、香りの好き嫌いは本能的な感覚で体調や気分によって好みも変わってくるので、作用に縛られずココロとカラダに耳を傾けながら“好きな香り”を楽しんで。