資生堂、スマホアプリを使用した“自分の肌”専用スキンケアマシンを発表
2017-11-28 11:40 eltha
スマートフォン(iPhone)にダウンロードした専用アプリ『Optune App』で肌を撮影し、きめ・毛穴・水分量など肌状態を測定。それとあわせ、気温・湿度などの環境データ、生理周期・気分・コンディションなどのデータを分析し、その時の肌に必要なスキンケアを導く。データは専用マシン『Optune zero』に送信され、マシンからその時に適したセラムとモイスチャライザーが抽出される、新発想のIoTスキンケアシステム。
「オプチューン」という名前は、「Optimize(オプティマイズ)=最適化」と「Tune(チューン)=調律する」を掛け合わせた造語。専用マシンの『Optune zero』は、進化するたびに「one」「two」と名前を変えていくという。
スキンケア専用マシンは、ウォーターサーバーや、コーヒーマシンを自宅に置く感覚で設置し、カートリッジ式のセラムなど5本をセットして使用する。資生堂ジャパンの杉山繁和社長は「個人に合った“パーソナライズドビューティ”を研究してきました。デジタルを使用した今までにない、ハイクオリティーなサービスの提供を約束します」と自信をのぞかせた。
同システムのベータ版は2018年春に、資生堂の美容サイト『ワタシプラス』にてテスト販売を開始。価格・販売数は未定。