TOP Beauty diet > Column > 歳をとってから後悔してももう遅い!更年期を楽にするスーパーイソフラボンとは

歳をとってから後悔してももう遅い!更年期を楽にするスーパーイソフラボンとは

2014/08/22

大人の女性

近頃、話題になっているスーパーイソフラボン。そう呼ばれているのは、大豆イソフラボン(ダイゼイン)の代謝物「エクオール」のことです。

最初にエクオールへ注目が集まったのは1984年、米国のSetchel l博士らによってエクオールが人間の体内で女性ホルモンのように働くという研究報告が発表されてからです。

それ以降エクオールの研究は重ねられ、2001年にオーストリアで行われた第17回国際栄養学会では、尿中のエクオール排泄量と女性の更年期症状に関する疫学研究が大塚製薬 佐賀栄養製品研究所によって発表されました。
これによると、いくつかあるイソフラボン類の中でも尿中にエクオールが排泄されている方、つまり体内でエクオールが作られている方は更年期症状が軽く、他のイソフラボン類の排泄は更年期症状の重症度には相関がみられないという結果となりました。

このような研究発表が重ねられることによって、更年期症状に良いと考えられている大豆イソフラボンがもつ女性ホルモンのエストロゲン様作用の源がエクオールであると考えられ、スーパーイソフラボンとも呼ばれるようになったのです。

(参考:http://www.skincare-univ.com/recipe/bihada/article/006161/

エクオールに期待できる効果とは

具体的には、以下のような症状への有効性が言われています。

・更年期症状の改善
・骨粗鬆症予防
・脂質代謝改善
・メタボ予防
・シワの抑制など肌への作用

エクオールには女性ホルモンのエストロゲン様作用、抗エストロゲン作用、抗アンドロゲン作用、抗酸化作用などが認められており、特にエストロゲン様作用は大豆イソフラボンよりも強く、細胞のエストロゲン受容体(レセプター)に入り込むことでエストロゲンに似た働きをしてくれます。

エクオールが結合するエストロゲン受容体は、子宮や卵巣、乳腺はもちろん、骨髄や肺、脳など体内の各臓器の細胞膜にあり、場所によって異なる性格を持っています。閉経してエストロゲンが減少した体内において、それぞれの受容体とエクオールが結合すると、骨細胞や血管内皮細胞などではエストロゲンのような働きをしたり、乳腺細胞などでは抗エストロゲン作用を発揮するなど、上手く働きを補ってくれます。

エクオールが作れる人は限られている

女性ホルモンの減少によって引き起こされる更年期症状は、早いうちから腸内環境を整えることが大切です。エクオール産生菌を腸内にもち、エクオールを作れる人は日本人の2人に1人と言われています。エクオールを作れる人は、大豆や大豆製品をよく食べている人のほかにも、ベジタリアン、魚油の摂取量が多い人、食事に含まれる脂肪の比率が低い人といった報告もあるそうです。

欧米の産生比率が3.5人に1人という低い割合に比べて、伝統的な和食を食べている日本人に多いのもうなずけます。自分がエクオールを作れているのかどうかは、簡単な尿検査で調べることもできるので試してみてはいかがでしょうか。

管理栄養士・日本抗加齢医学会認定指導士  篠原絵里佳

同じ年齢でも若く見える人、老けて見える人がいますが、何が原因でこの差が生まれるのでしょうか。体の機能の老化が進めば、やがて見た目にも表れます。この老化の速度を緩やかにし、その歳で最高の健康を手に入れることができれば、見た目にも美しく若々しく歳を重ねる事が出来ます。これを「アンチエイジング」と言います。老化を決定しているものは、それまで送ってきたライフスタイル(環境)です。ライフスタイルの中でも、主に“食”を中心に、美しく歳を重ねるためのアンチエイジングの秘訣をお届けします。



シェア Google+

関連記事

P R
FOLLOW US eltha最新情報をチェック
  • facebook
  • twitter
  • Youtube