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気になる身体の不調は、食事内容が原因?

2014/09/22

人間は60兆個とも100兆個ともいわれる細胞からできています。細胞は私たちが食べた物から作られています。そのひと口ひと口の積み重ねが、私たちの体を作りあげていきます。

体の中では、常に細胞分裂が行われており新しいものに置き換わっていきます。人の各組織の細胞の入れ替わりに要する日数は、例えば胃の粘膜だと3〜7日間、肌は28日間、肝臓は60日間、骨は90日ごとに全体の5%が入れ替わり全てが入れ替わるのに約2〜3年かかるといわれています。

身体の細胞が適切なサイクルで生まれ変わり、便や汗で老廃物を体外に排出する、これが新陳代謝です。

お腹を満たすだけではなく知って食べる時代へ

人類は、常に飢餓と隣り合わせの期間が長いこと続きました。お腹いっぱい食べられるようになったのはほんのここ数十年のこと。昨今は飽食の時代とも言われていますが、おなかいっぱい食べる時代から、お腹を満たすだけではなく食事の中身が重要であり、知って食べる時代へと変わってきています。

現代は栄養素の偏りによる栄養失調が問題になってきている

現代人の特徴として、3大栄養素のうち特に脂質や炭水化物が過剰摂取傾向にあり、逆に3大栄養素を消化する際に必要な消化酵素の働きを助けるビタミン、ミネラルが不足傾向にあります。つまり、栄養素のアンバランスによる栄養失調の方が多くみられます。質の悪い脂質を多く摂り過ぎて脂質異常症(高脂血症)を引き起こしたり、糖質を過剰に摂り過ぎて血糖値が高い状態が続くと、糖尿病の引き金にもなります。

気になる身体の不調は、食事内容が原因かも

例えば、ラーメンが大好きだからとラーメンばかり食べ続けたり、甘いものが好きだからと菓子パンを食事の代わりに毎日のように食べたり等、偏った食生活をしていると、疲れやすくなったりだるくなったり、イライラしたり、身体がむくみやすくなったり…と栄養のアンバランスからくる症状が出てきます。

もちろん食事だけでなく、ストレスや運動不足、睡眠不足なども関係してきますが、身体の不調が気になる場合は、まずは食事の内容から見直してみましょう。

偏りのない食品の摂取と様々な調理方法で

食生活の欧米化で西洋の食材や調理方法が取り入れられ、様々な食事を楽しむことができるようになりました。食事を楽しむという観点からみるととてもよいことですが、日本人は元々農耕民族です。

原点に戻って、ごはん、みそ汁、魚、野菜、きのこ類、海藻、いも類、豆類、果物を中心とした食事にし、焼く、煮る、蒸す、生食でと様々な調理方法を用いることによって、自然とバランスのとれた栄養価の高い食事が摂れます。自宅での食事を基本的に和食にすると習慣化してよいですね。

実は、私自身、10〜20代の頃、菓子パンや甘いものが大好きで1日1回は食べないと気が済まないという時がありました。しかし、和食を中心とした食生活に切り替えたことで、甘いパンや、お菓子が自然とほしくなくなり嗜好が変わりました。

きちんとした食生活を送るって本当に大切だと実を持って体験しました。今ではどんなに多忙でも滅多に風邪も引きませんし、20代のころよりも健康なのは確かです。

ぜひみなさんも、身体の不調を感じたら食事内容を見直してみてください。健康な身体でいることは心の安定にもつながり人生が豊かなものとなります。

ホリスティック栄養コンサルタント、食育アドバイザー  北川みゆき

ホリスティック栄養コンサルタント、食育アドバイザーの北川みゆきです。「心・体・栄養」は密接に関わっています。いくら身体によいとされる物を摂っても、栄養が細胞へ届かないと意味がありません。心と体の状態が栄養獲得に影響を及ぼします。人の体全体に目を向けた“美と健康”を叶えるコラムをお届けします。



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