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その歯磨き、半分の汚れしか落ちていないって知ってました!?

2014/10/21

デンタルフロスを使っていますか?

きれいで健康な歯はアンチエイジングや素敵な笑顔には欠かせませんが、虫歯や歯周病を予防して健康な歯と歯茎の状態を保つためには、毎日の正しいデンタルケアが重要です。

ところで、皆さんは歯磨きの時に、デンタルフロスや糸ようじなどを使われているでしょうか?

歯に対する意識が高い欧米では、デンタルフロスは普通に使われているのですが、日本では学校や歯科医院での歯磨き指導でも、デンタルフロスの話があまり出ないこともあり、使用率は50%以下とあまり高くはありません。

また、歯ブラシやマウスウォッシュのテレビコマーシャルは沢山流れているのに、デンタルフロスはなぜかコマーシャルがほとんどありません。

そのため、そもそもデンタルフロス自体がデンタルケア用品の中ではちょっとマイナーな存在になってしまっています。

歯ブラシだけだと汚れが半分しか落ちない

でも実は、歯ブラシだけではかなり丁寧に歯磨きをしても、汚れは全体の半分程度しか落ちていないことをご存じでしょうか?

特に奥歯は、歯ブラシの毛先が届かない歯と歯の間の面積が広いため、歯ブラシだけだと、どうしても間に汚れが残ってしまいます。

歯と歯の間は特に虫歯が出来やすい箇所なのですが、肉眼では見えないので、虫歯になっても、しばらくは気付かず、虫歯が大きくなってから見つかることも少なくありません。

また、歯と歯茎の境目の歯周ポケットと呼ばれる隙間の部分は、汚れが溜まると歯周病の原因になってしまいますが、やはり歯と歯の間の歯周ポケットは歯ブラシだけでは汚れが完全には取れませんので、歯周病のリスクも高まってしまいます。

デンタルフロスで汚れを完全に除去する

しかし毎回の歯磨きの時に、歯ブラシと合わせてデンタルフロスを使用すると、歯ブラシでは届かなかった歯と歯の間や歯周ポケットの中の汚れまで、完全に除去することができますので、虫歯や歯周病のリスクを大幅に少なくすることができるのです。

ところで、デンタルフロスを使っている方の中には、フロスを歯と歯の間にまっすぐ通して単に上下させている方がいるのですが、これではあまり汚れが取れません。

というのも、歯は隣の歯と接している部分の幅が一番広く、歯茎に近くなるほど狭くなっていきますので、デンタルフロスをまっすぐ動かしても、歯茎に近い部分の汚れは取れないのです。

ですので、デンタルフロスを使う時には歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)の中から、歯に添わせて上下させるように動かしましょう。

こうすることで、歯茎に近い部分にもデンタルフロスが届きますので、歯周ポケットの中から歯の上の部分まで、汚れを完全に取り除くことが可能になります。

出血が続く場合には歯科医院へ

ただ、デンタルフロスをきちんと使用すると、最初のうちは出血するかもしれません。

ですが、これは歯周ポケットに汚れが溜まっていた事が原因なので、汚れが取れてくれば出血もなくなり、心配することはありません。

しかし、しばらくデンタルフロスを使っても出血が続く場合には、歯周病の可能性もありますので、これが歯科医院へ受診する目安にもなります。

天野歯科医院 院長  天野聖志

米国歯科大学院卒業。単に虫歯や歯周病を治すだけでなく、将来に渡る歯の健康と美しさを視野に入れた総合的な治療を実現するため、専門医による米国式チーム歯科治療を実施している。また歯を削らない治療、神経や歯を抜かない治療にも力を入れている。



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