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腹巻きによる温活のススメ〜女子はからだをあたためよう〜

2014/12/07

街にはイルミネーションが輝く季節となりました。今年の冬もきびしい寒さになるのでしょうか。

浮かれがちな心とは裏腹に、女性にとっての天敵“冷え”が気になる季節でもありますよね。冷えによって起こる自覚症状としてはむくみ、肩こり、肌荒れなどが知られています。

体はいつも一定の温度で保たれている

私たちのカラダは「体温がいつもほぼ一定」になるようにコントロールされています。外気温や水温などカラダを取り巻く温度に影響されることなく自分の体温を一定に維持することができます。

環境の温度が低いとき私たちのカラダは筋肉を震わせて発熱し、環境の温度が高いときには発汗量を増やし、カラダを冷やすことにより温度調整をしています。これらはすべて自律神経によってコントロールされています。

体温はカラダの中枢で作られ、血流によってその温かさが全身に運ばれてカラダ全体があたたまります。カラダの中枢では38℃前後ですが、末梢へいくほどその温度は下がり、腋窩(わきの下)では36〜37℃、手先足先では28℃まで下がっています。

冷え性のいろいろな原因

生活上問題となるような“冷え”は冷え症と呼ばれ、まわりの人が寒がらないのに自分だけ寒いと感じたり、気温の低下に対して体温調節が上手くいかず体表温度が低下することによって日常生活に支障をきたしたりするような状態を指します。

冷え症は女性に多くみられ、女性ホルモンが大きく関与しているタイプの冷え症もあります。プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が減少する月経中やその後10日前後に、プロゲステロンによる体温上昇作用が消失したことにより感じる冷え症はまさに、卵巣機能に密接しているといえます。

ほかに、月経周期とは関係なく気温の低下に対して筋肉による発熱が上手くいかないなど、自律神経の失調による冷え症や、更年期や閉経以降の女性にみられやすい血管の老化やそれにともなう血流障害などが関与している冷え症も代表的です。

カラダをあたためると起こる良いこと

カラダをあたためることは、カラダに対していろいろな良い効果があることが知られています。

1)免疫能が上がる:

体温が1℃下がると、免疫能が30%落ちるとされています。カラダを冷えから守ることで、外の世界からの攻撃からカラダを守りましょう。

2)細胞における新陳代謝が良くなる:

新陳代謝が活発になり、細胞レベルからのアンチエイジングに効果的。当然、お肌の新陳代謝もよくなります。

3)全身の血流が良くなる:

細胞に十分な酸素と栄養が供給されることにより、全身の機能=働きが保たれます。たとえば脳の血行がよくなることにより、記憶力低下や認知症の予防につながるとされています。

また、血流の改善はむくみの改善にもつながります。女性が骨盤まわりをあたためれば、当然子宮や卵巣へ向かう血液量が増えることで子宮や卵巣を良い状態で保つことに繋がるわけです。

生活の中での「冷え」予防

生活の中で冷えを予防し、体温を上げる方法をまとめてみました。

1)食事:

冷たい飲み物、生野菜、果物の大量摂取をさける。カラダをあたためる食品(しょうが、ねぎなど)をバランスよく摂る。

2)入浴:

適温(38〜40度くらい)でゆっくりつかると手足までの血流が改善します。足湯も効果的。

3)服装:

外側からの冷やさない工夫も大切。カラダの中枢をあたためるのがもっとも効果的であり、女性にはとくに骨盤まわりを保温できる腹巻きがおすすめです。締めつけが強いと血流が悪くなるので避けましょう。

4)運動:

基礎代謝を上げ、カラダの熱をつくりだしてくれるメインは筋肉です。筋肉量を増やす、もしくは減らさないためのトレーニングは長期的にみても効果的。ストレッチも血流改善には欠かせません。

5)室温:

過剰な冷房暖房に慣れてしまうと、体温調節機能がおちやすくなります。室内と外気温の差は5℃程度までにとどめましょう。

私は秋の終わりごろより、腹巻きを毎日着用し、日常業務をおこなっています。特殊な生地をもちいた腹巻きのおかげで、例年背中に感じてきた冷えがまったく気にならないことを実感しています。

この冬、冷えに悩む女性だけでなく、生理痛に悩む女性、これから妊娠を考えている女性、腰痛に悩む女性にもぜひ試していただきたい、『腹巻きによる温活』をおすすめいたします。

※それでも生理痛がひどい場合は「生理痛に!月経トラブルをコントロールするヨガポーズ」を試してみて下さい。

イーク表参道 副院長  高尾美穂

東京慈恵会医科大学大学院修了後、慈恵医大病院産婦人科、東京労災病院女性総合外来などを経て現職。(株)ドームでアドバイザリードクターとして女性プロアスリートのメディカル・メンタルサポートを行っている。婦人科の医学的な知識を取り入れた『ヨガイベント Gyne Yoga』を主宰。



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