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良質な食事は、心と体を整える

2015/05/15

食事をしている女性

「心」と「体」が、繋がっているということを意識したことはありますか?健全な体と健全な心をつくるのは良質な食事です。良質でバランスのとれた食習慣は、健康な体をつくり、体が元気だと心も活き活きとしてきて、やる気がみなぎってきます。逆に体の調子が悪いと、そのことばかりに気を向けてしまい、心までふさぎ込んでしまい、やる気も何も失せてしまいます。なんとなくだるい、なんとなくやる気がしない。あなたの不調は、実は食事に原因があるかもしれません。まずは、食習慣を見直して心と体を整えてみませんか?

心と体の不調は食事を見直すことから

体調が悪いと、まずその症状をとりぞのくことに目が向かい、受診から服薬という流れになります。薬は症状を抑えてくれるものなので、症状は和らぎ、不調だったことを忘れてしまいます。実際に私も数年前までは頭痛持ちだったので、受診した際に、いつも多めに頭痛薬を処方してもらっていました。何とか頭痛薬から離れたいと思い、食事の質とバランスを整えて和食中心に切り替えた結果、原因不明の頭痛とは無縁になりました。体は100%食べた物からつくられている。まさに灯台下暗しです。食べ物は薬のような即効性はありませんが、日々の積み重ねが細胞一つ一つの質を変えていく→結果体調が整うという仕組みです。

食事の他にも、頭痛が起きた際の状況をメモしておくことも有効的です。寝不足だったり、ストレスがたまっていたり、ホルモンのバランスと関係していたりと何となく自分でパターンがつかめてきます。自分の体に意識を向けてみることによって、新たな気づきとなり、体を労わることの大切さを痛感するようになりました。

加工食品に注意

食料自給率の低い日本では、食材を加工して商品を作り販売することによって利益を得る経済の発展にはなくてはならないものかもしれません。しかし、人の健康という視点からみると、必ずしも肯定できるものかは疑問です。もしも加工食品を作るなら、より自然に近い調味料や製法で加工をする。食品添加物などは、きちんとした基準で使用が許可されているものなので、一生食べ続けても健康に影響するものではありませんが、細胞の立場に立って考えてみてほしいのです。その食事や加工食品はあなたの細胞にとって有益かどうかを。加工食品に含まれている食品添加物などは、肝臓で解毒するという作業が必ず発生します。この時、体内の解毒酵素が解毒をしてくれますが、解毒酵素を助けてくれるのが補酵素と呼ばれているビタミンやミネラルなのです。新しい細胞を作りかえたりと前向きな代謝にたくさん回ってほしいのが理想ですが、加工食品ばかり食べていると、せっかく摂った良質な栄養素も解毒作業に多く使われてしまうのです。

合わせて、加工食品は加工度が高くなればなるほど、ビタミンやミネラルが少なくなり、食事の質が落ちてきます。加工度の低い自然に近い素材をまるごと摂ると、良質なビタミンやミネラルをたくさん補給することができ、良い循環が生まれるというわけです。

ホールフードなどのより自然に近い素材を選び、一から調理

普段あなたが口にしている食べ物は自然なものですか。それとも不自然なものですか。そう考えるとわかりやすいですね。自然なものとは、何も手を加えられていないもの(加工されていない、遺伝子組換えでない、オーガニック、精製されていない、化学調味料不使用、人工甘味料不使用、食品添加物不使用など)。不自然なものはその逆のものです。より自然に近い形の素材を自分で選び、一から調理をすると心と体に優しい良質な食事が得られます。

多くの日本人に不足している栄養素

2013年の国民健康栄養調査結果では、「食事摂取基準2015年版」で示された栄養素の推奨量などと照らし合わせると「カルシウム、亜鉛、マグネシウム、カリウム、ビタミンA、B1、B2、Cなど複数のビタミン、ミネラルで深刻な欠乏状態に陥っている」ことが浮き彫りになっています。これらは、アンバランスな食習慣による結果です。

同じく国民健康栄養調査では以下の結果も報告されています。「不足している栄養成分の補給」を目的にビタミン・ミネラルをのんでいる者のうち、ふだん欠食習慣がある者は、男性で26.5%、女性で20.2%。また、これらの者について野菜類の摂取量をみると、欠食習慣がある者は、欠食習慣がない者に比べてその摂取量は少なかった。「不足している栄養成分の補給」を目的としてビタミン・ミネラルを飲む者の欠食状況別野菜類摂取量の状況をみてみると、男性で欠食習慣ありの者で1日の野菜摂取量は247g。欠食習慣なしの者で322g。女性で欠食習慣ありの者で1日の野菜摂取量は222g。欠食習慣なしの者で312g。という結果が出ているのです。
薬でもサプリでもない。まずは基本的な食事の部分から見直し、食事をきちんと整えてからプラスアルファでサプリを検討することをおすすめします。

大切なのは、何を選択するか

便利な世の中になればなるほど、旬の食材がわかりづらくなり、加工食品の占める割合も増えてきます。私自身、全く加工食品を使わないかというとそうではありません。選ぶときは表示をしっかり見て、よりリスクの少ないものを選ぶようにしています。忙しい現代人にとってはこれらのものは生活の一部となっており、すべてを自然なものに置き換えるというのは難しくなってきているのが現状です。大切なのは食をどう選ぶかです。知識は力なり。知っていると知らないとでは大きな差が出てきます。食事は積み重ね。重大な病気になる前に、ぜひ気がついてほしいのです。あなたの食事、何を選択しますか。

ホリスティック栄養コンサルタント・管理栄養士  北川みゆき

ホリスティック栄養コンサルタント、食育アドバイザーの北川みゆきです。「心・体・栄養」は密接に関わっています。いくら身体によいとされる物を摂っても、栄養が細胞へ届かないと意味がありません。心と体の状態が栄養獲得に影響を及ぼします。人の体全体に目を向けた“美と健康”を叶えるコラムをお届けします。



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