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卵を控えてる人は損してる!?卵のコレステロールが女性ホルモンアップのカギを握る!

2015/05/24

コレステロール

卵は、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなど、ビタミンCを除く私たちの体に必要な栄養素が含まれる『完全栄養食品』といわれています。しかし、卵のコレステロールを心配して、1日1個までに食べるのを制限していたり、なるべく卵を食べないように控えていたりしていませんか?

実は、卵のコレステロールは健康に悪いわけではありません。むしろ、女性の美と健康にとって大事な“女性ホルモン”をつくるカギとなっているのです!

卵のコレステロールはそれほど気にしなくていい!

コレステロールは「体内(肝臓)でつくられるコレステロール」と、「卵など食品から摂るコレステロール」があります。コレステロールの約7割が体内(肝臓)でつくられ、卵などの食品から直接取り入れられるのは約3割にしかすぎません。

また、食事でコレステロールをたくさん取った時には、肝臓はコレステロールの合成を減らします。逆に、コレステロールの摂取量が少なかった時には、肝臓はコレステロールの合成を増やします。このようにして、血中コレステロールは、常に一定に保たれているのです。さらに、卵に含まれるレシチンが血中コレステロールを下げてくれます。

このように体の機能が上手く働いているので、食品からのコレステロール摂取量が、そのまま直接血中コレステロール値に反映されるわけではないのです。厚生労働省によると「たまごをほぼ毎日食べる人」と「週に1〜2日しか食べない人」を比較しても病気のリスクは変わらなかったという検査結果が報告されています。

卵のコレステロールは、女性ホルモンをつくる!

あまり知られていませんが、卵の良質なコレステロールは、女性ホルモンをつくる原料となっています。コレステロールがないと正常にホルモンが分泌されません。女性ホルモンは卵巣でつくられ、女性ホルモンのエストロゲンは、善玉(LDL)コレステロールを増やして、悪玉(HDL)コレステロールを減らします。コレステロールのバランスが乱れると、女性ホルモンがうまくつくられなくなってしまい、生理不順、月経前症候群(PMS)、更年期障害、肌荒れなどの体調不良を起こすとされています。

閉経後は、エストロゲンの分泌が減り、悪玉(HDL)コレステロールが増え、血中の善玉(LDL)コレステロール値が急に増えていきます。更年期以降の女性に脂質異常症が多いのは、女性ホルモンと血中LDLコレステロールが関係しているからなのです。

女性ホルモンは毎日つくられていますので、その原料である卵の良質なコレステロールも毎日摂取することが大事です。

さらに、卵はアンチエイジングに効果的!

人間の体は約60兆個もの膨大な数の細胞から成り立っていて、コレステロールはそれらの細胞を構成する細胞膜の材料になり、細胞膜を支えています。また、卵に含まれるグルタチオンというアミノ酸は、活性酸素を除去してくれ、体が老化するのを防いでくれます。

卵は手軽に料理できますので、毎日食べて美容と健康維持に役立てましょう。

*コレステロールの上がりやすい体質の方やアレルギーの人、高脂血症の人は食事によるコレステロールを制限する必要があります。また、コレステロールが不足するとうつ病やアルツハイマーなど様々な疾病の発症リスクになりますので注意しましょう。

予防医学指導士・予防医学メンタルヘルス相談士・メノポーズカウンセラー  木下由子

株式会社J’PRESSE代表取締役。予防医学指導士として、予防医学の視点から、「心」「体」のバランスを整え、更年期&女性特有の疾病の知識や予防、対策法を座学とメディカル美ヨガセラピーなどで伝え、美容健康習慣の提案をしている。



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