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生理中のナプキンかぶれの予防と対処法

2015/09/08

生理中のナプキンかぶれの予防と対処法

ナプキンかぶれの原因は「ムレ」と「摩擦」

生理中にデリケートゾーンのかぶれが起きやすいのは、なぜでしょうか。

デリケートゾーンは他の部位の皮膚と比べて角質層が薄く、バリア機能が弱い部位です。

そこにナプキンを長時間つけたり、締めつけのきつい下着や服を着ていることによって通気も悪くなり湿度が高い状態が保たれてしまいます。それに加えて、生理中は分泌物が多く出ていますから雑菌が繁殖しやすい環境となり、トラブルが起こりやすいのです。

生理中に雑菌が増えやすい理由は、『気になる生理中の臭いの原因』で詳しく解説しています。

ナプキンかぶれの主な原因は、「ムレ」と「摩擦」。ナプキンは吸収力を追求するという性質上、どうしても通気性が悪くなり、ムレやすくなります。吸収性が良いために長時間つけっぱなしにしてしまうことも、湿度がさらに高まり雑菌の繁殖を促してしまいます。

また、ナプキンはポリエステルなどの石油由来の素材を使っており、こうした素材が肌に密着すると、摩擦によって皮膚に刺激が加わります。かぶれの起きやすい外陰部は、歩行などの日常の動作や運動を行う際に、摩擦による刺激を受けやすい部分でもあります。

生理中のかぶれ予防はナプキン使用の見直しを

かぶれを防ぐために、生理用ナプキンは汚れが目立っていなくても、こまめに替える習慣をつけましょう。それにより、陰部の湿度が高くなることを少しでも防げます。

最近は、肌への優しさを考慮したナプキンも発売されているので、ナプキンかぶれが気になる方は、こうしたナプキンを使ってみるのもよいでしょう。ただし、自分の肌に合ったものを選ぶのが大切です。さまざまなタイプのものを試してみることをオススメします。

また、肌が弱くかぶれやすい方は、綿100%の布ナプキンを使ってみてもよいでしょう。紙ナプキンのように化学物質が使われていませんし、通気性も良く、かぶれやすい肌にも優しい肌触りです。

かぶれてしまったら…

かぶれた状態のデリケートゾーンを洗う場合、石けん成分も刺激の原因になることがあります。炎症がひどいときは、お湯だけで洗うようにしましょう。その際、ゴシゴシ擦ると、炎症がさらに悪化する恐れがあるので、優しく洗ってください。かぶれてしまった場合は特に刺激を与えないように気をつけてください。

炎症やかゆみを抑える市販薬もありますが、かぶれが続く場合や、かゆみを伴うなど状態がひどい場合は早めにクリニックを受診しましょう。

生理中はホルモンバランスも普段とは違い、さまざまな不調が起こりやすいときです。このようなときに、睡眠不足やストレスなどにより免疫力が低下するような状態が続くと、トラブルも長引いてしまいます。ゆっくり休んで、免疫力をアップさせることも、かぶれや炎症を早く回復させるポイントです。

アヴェニューウィメンズクリニック 院長  福山千代子

大学を卒業後、都内総合病院で産婦人科医として勤務し、2009年より一般婦人科診療のほか、アヴェニュー六本木、表参道と連携し、女性の美と健康を総合的にサポートしています。



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