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自力でバストアップはホントに叶う?噂のテクを解明!

2016/06/01

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「マッサージでバストアップができる」という噂、よく耳にしますよね。テレビ番組で、二の腕や背中のぜい肉を寄せ集めるマッサージを続けた女性が、AカップからGカップになったと紹介されていたことから、さっそく分析してみることに。サイズアップだけでなく、産後のバストの垂れまで改善するという、豊胸マッサージの効果の真偽について考えてみました。

バストアップは“乳腺”がカギを握る!?

マッサージの効果について分析する前に、バストが何でできているかをまずはご説明しましょう。
バストは主に脂肪と乳腺で構成され、割合としては脂肪9割、乳腺1割となります。バストを大きくするには、バストだけに脂肪が付けられればよいのですが、それは難しいですよね。部分痩せならぬ部分太りを自在にするのは不可能でしょう。そこで重要になるのが乳腺です。乳腺はバストに脂肪を集める機能も持つため、乳腺を発達させることがバストアップには欠かせないのです。

マッサージの真の効能とバストアップの関係

テレビで紹介されたバストマッサージが、バストアップにつながったと考えられる仮説を整理してみましょう。まず、マッサージで乳腺が発達したのではないかということ。乳腺に直接作用したというよりは、マッサージの刺激が卵巣へのシグナルとなり、女性ホルモンの分泌が増えた可能性があります。また、マッサージを行うと血流がアップし、乳腺に栄養や女性ホルモンが届きやすくなる点もバストアップに有効だといわれる理由でしょう。

さらに、乳房やワキの周辺を揉みほぐすことで、リンパ節の滞りが改善された点もポイントです。リンパに溜まった老廃物が流れ、バストアップの環境が整ったと考えられます。

二の腕や背中の肉をバストに移動できる?

二の腕や背中の贅肉を柔らかくほぐして寄せ集め、胸の肉として定着させようというこの豊胸マッサージ。部分痩せを叶えバストアップもできるなんて夢のようですが、医学的な見地から考えると、グレーと言わざるを得ません。なぜなら、二の腕や背中にある脂肪細胞自体は、結合組織に囲まれているので移動できないものだからです。

そのことを踏まえ、仮説として考えたのが“むくみでバストアップ”説です。通常、リンパ液はバストからわきの下の方向に流れますが、マッサージでリンパ液をわきからバストへ逆方向にかき集めると、リンパ液が乳房に溜まりバストがむくんで大きくなる可能性はあります。

しかし、この仮説が本当だとしても、一時的なバストアップしかできないでしょう。マッサージを続けるほどにバストが大きくなった理由も説明がつかないため、やはり乳腺をマッサージで発達させた効果でバストアップができた、と考えるのが自然でしょう。

バストの垂れはマッサージで防げる?

バストの大きな人や授乳経験を持つ多くの女性が悩むのが、産後のバストの垂れです。バストが垂れるのは、バストを支え吊り上げるクーパー靭帯が損傷したり、伸びきったりしてしまうから。クーパー靭帯はコラーゲン線維束でできたゴムのようなもので、切れても痛みを感じることはありませんが、伸びてしまうと元に戻すことはできません。

もしバストマッサージで垂れが改善されるとしたら、それは乳腺の発達が促されたことでボリュームアップし、伸びていた皮膚にハリが戻ったことによるものでしょう。ただし、マッサージも強すぎてはクーパー靭帯がちぎれてしまい、逆効果になりかねません。力加減にはくれぐれもご注意を。あくまで血流がよくなる程度を守って行うようにしてくださいね。

あわせて、『話題のバストアップ法「きなこ牛乳」の効果とリスク』の記事もぜひご覧ください。

THE CLINIC 横浜院 院長  千葉明彦



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