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忘年会でも抜かりなく! お酒を飲むときの上手な美容対策

2016/12/06

忘年会でも抜かりなく! お酒を飲むときの上手な美容対策

12月に入ると、街中や飲食店で、忘年会の広告をよく見かけるようになりますね。一年の締めくくりとして、会社や友人同士で集まって、パーッと騒ぐのは楽しいものです。
一方、お酒に弱い人には、忘年会シーズンをどうやって乗り切ろうかと、不安になる季節でもあります。お酒は飲み方を間違えると、最悪の場合は命を落とすことにもなりかねません。また、連日の飲み会で、二日酔いや肌荒れに悩まされる方も多いのでは?
今回は、飲み会シーズンを楽しく安全に乗り切りつつ、美容にもいい対策をご紹介しましょう。

「一気飲み」には細心の注意を!

お酒をゴクゴク、一気に飲み干す人と、一気飲みではないが量をたくさん飲む人。同じ量を飲むにしても、お酒の飲み方はさまざまです。
酔い方には、「爽快期」→「ほろ酔い期」→「酩酊初期」→「酩酊期」→「泥酔期」→「昏睡期」といくつかの段階があります。通常、血液中のアルコール濃度が最高値に達するには、飲み始めてから30〜60分程度の時間がかかります。しかし、一気飲みすると、大量のアルコールが一瞬で体内に入ります。

アルコールは肝臓で無毒化されて血液中に移されますが、一気に大量のアルコールが入ってくると、肝臓の代謝が追い付かず、「泥酔期」もしくは「昏睡期」に入ってしまいます。立つこともままならず、意識もはっきりせず、話している言葉もめちゃくちゃな状態です。翌日記憶がない……というケースは、この段階まで進んでいたと考えられます。最後の「昏睡期」とは、その名の通り昏睡状態に陥ってしまい、呼吸困難で命を落とすことも。

普段ゆっくり飲んでいるときには、自分で限界を理解している人も多いでしょう。「これ以上飲むとよくないな…」と判断できるかと思います。しかし、一気飲みでは体や脳が「これ以上飲むと危険」という信号を発する機会のないまま、急速に脳が麻痺し、呼吸が止まることになってしまいます。しかも、一気飲みをしたからと言って、グラスやジョッキを置いた瞬間に、酔いが回り、昏睡期に入るわけではありません。

一気飲みの最中や飲み終わった後に、少しは酔いを感じるかと思いますが、実際の酔いのピークがやってくるのはもう少し後。ですから、飲み終わった後に「まだ大丈夫」と調子に乗って飲み続けるのは、大変危険な行為です。

アルコール代謝のしくみ

体の中でアルコールはどのように吸収・分解されるのでしょう。体内に入ったアルコールは、胃と小腸で吸収されます。アルコールの吸収速度は早く、特に小腸での吸収は大変早いそうです。空腹時に飲酒すると、いきなり小腸で吸収されてしまうため、血中アルコール濃度が急上昇して悪酔いすることがあります。そのためおつまみは重要で、何か食べながらお酒を飲むことで、アルコールが胃に留まってゆっくり吸収されるのです。

飲み過ぎたアルコールを分解するには、肝臓が働きます。アルコールは脱水素酵素によってアセトアルデヒドに変化し、さらにアセトアルデヒド脱水素酵素によって無害な酢酸となり、最終的には水と炭酸ガスになります。アルコールの分解には、酵素の他、酸素と糖が必要となります。お酒を飲んで赤くなったり、動悸、頭痛、気分が悪くなったりするのは、アセトアルデヒドの仕業。体内に残っていると二日酔いを引き起こします。アセトアルデヒドはアルコールよりも有毒で、タンパク質やDNAと結合して癌や臓器障害の引き金となるといわれています。

「肝臓」は美肌や美容のために重要な器官

肝臓は、有害物質の解毒、ビタミンの貯蔵、ホルモンバランスの維持、そしてアルコールの分解など、さまざまな役割を担っています。これらの機能は、健康はもちろん、美容においても重要な働きをします。特に肌をキレイに保つためには、肝臓の働きが欠かせません。
ところが、肝臓は限界まで文句も言わずに働いてしまう働き者。肌荒れや血色の悪さが表に出て、初めて肝臓の「働き過ぎ」に気づくことも…。肝臓に余計な負担をかけないことが重要なのです。

飲酒した際、肝臓でアルコールが分解されますが、処理しきれなかったアルコールとアセトアルデヒドは、血管を通って全身を巡り、酔いや赤面、頭痛、吐き気などの症状を引き起こします。少しでも肝臓の負担を減らし、アルコールの分解をカバーするにはどうしたらよいのでしょうか?

アルコール分解を助け、美容にもいい食べ物は

お酒を飲んだときは、水分補給がとにかく大切。アルコールには利尿作用があるので、飲めば飲むほど体内の水分は出てしまいます。水分が不足すると、頭痛や倦怠感といった二日酔いの不快な症状も出やすくなります。水分をしっかり摂ることで、吸収を遅らせ、血中アルコール濃度を下げて分解と排出を促進し、さらには脱水症状も予防できます。飲酒後も、寝る前にしっかり水分補給を心がけましょう。

その他、お湯、生姜湯、水分・糖分・ミネラルが同時に摂れるスポーツドリンク、精製度が低く、ミネラルを多く含むハチミツや黒糖も有効です。アルコール分解には糖分が必要。黒糖は、肝臓でのアセトアルデヒドの代謝を早めるともいわれています。ハチミツは、豊富に含まれるビタミンB6などが二日酔いの予防・緩和によいとされ、飲酒前、飲酒後に摂るのがおすすめです。

また、ブロッコリー、キャベツ、カリフラワーなどの野菜には、アセトアルデヒドの分解酵素を活性化するといわれるスルフォラファンが含まれています。抗酸化作用が強く、アンチエイジングにもいいので、たくさん摂るとよいでしょう。
おつまみに、トマトを食べるのも効果的です。トマトはアルコール分解を促進するため、飲酒前にトマトジュースを飲んでおくか、トマトジュースを使ったカクテルなどもいいかもしれません。アルコール消失を助けるだけではなく、トマトに含まれるリコピンが、肝臓に発生する活性酸素を無害化するメリットもあります。もちろん、肌にもいい成分がたっぷりです。

最近は、酔いを覚ますとされる「にごり酢」などの酢酸菌酵素が注目されています。酢酸菌は酢を作るときに不可欠で、アルコールから酢の成分である酢酸を作る菌の総称です。酢以外にも、ココナッツミルクを発酵させたナタデココ、カスピ海ヨーグルトなどに使われています。酢酸菌酵素がアルコールを無害な酢に変換すれば、肝臓も働きすぎずに済むというわけです。

肝臓が本来の仕事を元気いっぱいにできること、それが「美容ケア」につながります。しっかり対策して、楽しくよい年をお迎えください。

めじろミサクリニック 院長  山川美佐

重ねてきた年齢を愛おしみながら、美しく健康でいられるよう、お手伝いできればと存じます。クリニックの治療はすべて自身で体験し、効果と安全性を確認し、そして今現在も定期的に行っているものです。どうぞご安心して、お気軽にご相談くださいませ。



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