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よく噛むだけで小顔・脳のエイジングケア・ダイエットが実現できる?!

2014/05/26

よく噛むことを意識していますか

よく噛む

日常で食事をするときに、よく噛むことを意識していますか。栄養素を十分に身体の中で活用させるためには、まず消化をしっかりさせること。美容のため、健康のためにと身体に良いものを一生懸命摂取しても、肝心の“消化→吸収→排泄”がきちんとなされないと、せっかく摂ったよい栄養素も効果が発揮されません。

消化の第一歩は“噛むこと”からはじまります。その他に、噛むことで期待できる嬉しい効果はたくさん。小顔、肥満予防、脳のエイジングケア…など。用意するものは何も必要ありません。さあ、今日からよく噛むことを意識して、たくさんの嬉しい効果を実現しましょう。

噛むことは消化の第一歩

消化とは「食物中の栄養素を吸収し得る形にまで細かく分解する過程」のことを言います。この過程には、消化管の運動、消化液の分泌、消化酵素の作用が関係しています。

食べ物の消化は、口の中から始まっています。食べ物を口にすると、胃の中へ送りこむために食べ物を小さくしなければいけません。そう、噛む(咀嚼)という動作です。噛むと同時に、口の中では唾液からアミラーゼというデンプン分解酵素が分泌されるため、ご飯やパンなどの炭水化物類の消化を唾液が進めてくれます。

よく噛むと、食べ物が細かく小さくなると同時に、口の中に食べ物が滞留する時間が長くなるため、唾液アミラーゼによる消化が進み、胃の負担を軽くしてくれます。また、唾液の分泌は、細菌の働きを抑えるため虫歯予防や歯周病の予防にもつながります

よく噛むと脳の働きをよくする

よく噛むことは脳を活性化することがいくつかの研究で明らかになっています。例えば、噛むことそのものが短時間でも脳に刺激を与え、脳神経の血流を良くしたり、記憶力が上がるだけでなく記憶中枢である海馬の血流増加がみられたということがわかっています。

では食事のときにどういったものを食べたらよいのでしょうか。最近はあまり噛まなくてもよい柔らかくて口当たりのよい食べ物が好まれる傾向にあります。しかし、それは噛むことに逆行しています。やはり、噛み応えのあるものがオススメです。食事には、ごぼうやレンコンなどの根菜類をとり入れることをオススメします。

また、おやつにアーモンドやピーナッツ、ドライフルーツ、するめいかなどの硬いものがオススメ。これらは噛む回数も増え、かつ美容にも健康にもよい栄養素が含まれています。

噛むことは小顔効果も期待できます

噛むことにより、口の両側にある幅広い筋肉の“笑筋”と口の周りの“口輪筋”が鍛えられるため、美しい笑顔が実現できます。

また、フェイスラインを引き上げる効果も期待できます。特に女性は年齢とともに口の周りのたるみが気になってきます。ぜひ、噛み応えのあるものを日常的に摂り入れ噛む回数を増やし、日々、顔の筋肉を鍛えて小顔を実現しましょう。

噛むだけで肥満防止!?

早食いは太りやすいということを聞いた事がある方は多いと思います。よく噛めば、脳の満腹中枢が刺激され、脳内ヒスタミン神経系が賦活されるので、食欲が抑制されます。逆に早食いだと、満腹中枢が刺激されるまでどんどん食べ続けてしまうので、満腹中枢が機能するまでに食べ過ぎてしまう傾向にあります。これは肥満につながります。

食事はゆっくり食べて、腹八分目に留めておくことが大切です。もっと食べたいのに無理をして留めるのではなく、ゆっくり食べれば、もう十分に満足と感じるはずです。

ひと口ごとに“ありがとうございます”を3回でOK!

噛むことについて研究をしている日本咀嚼学会理事長の小林氏によると“噛まなくなった日本人。戦前に比べると咀嚼回数は6割減少”と警鐘を鳴らしています。

「食事の時間を惜しんで、噛む時間が短くて済む柔らかいファストフードやジャンクフードのようなものばかりを食べている現代日本人は咀嚼回数が大幅に減っている」とも言っています。

これには、食事内容の変化が大きく関係しています。前述でも申し上げましたが、現代日本人は噛む回数が減ってきているため、硬いものを食べるという習慣がないのが問題となっています。

そこでオススメなのは、“ありがとうございます”という言葉を意識して食べること。“ありがとうございます”は文字数がちょうど10文字なので、普段の食事のときにひと口食べるごとに頭の中で噛むたびに「ありがとうございます」を3回つぶやきながら食べると、それでひと口30回の咀嚼が達成されます。

ただ単に、1434…10と数えると30まで非常に長く感じます。“ありがとうございます”は、食べ物への感謝の気持ちを忘れることなくありがたくいただくことができますね。

ぜひ、みなさんも「ありがとうございます」を意識して食べてみてください。

さあ、今日から噛み応えのあるものを意識して選ぶようにし、ひと口あたりの噛む回数を増やして美容と健康効果を実現させましょう。

野菜ソムリエ・食育アドバイザー・栄養士  北川みゆき

大手電気メーカー勤務の後、料理教室講師、料理雑誌のフードスタイリングを経て、2007年に野菜ソムリエの資格を取得。同時に保育園の栄養士として勤務をスタート。食育活動にも注力し、保育園、小学校、PTA、栄養士の研修会等にて食育講演を行う。“美と健康”を意識したレシピ開発、コラム執筆、料理教室なども手掛ける。



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