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「早起きは三文の得」はウソ?食事のタイミングと肥満の関係

2014/01/27

早起きは三文の徳?三文しか徳をしない?

昔から「早起きは三文の得」ということわざがありますね。早起きをして勉強をしたり仕事をすると、健康にも良いし効率も良くて“なにかと得になる”という意味ですよね。

しかし、実はまったく逆の意味で、“早起きをしても三文程度の得にしかならない”=“早起きをしても得はない”という説もあるそうです。
果たして、どちらが正しいのでしょうか。

不規則な生活は寿命を縮める

近年、「不規則な生活をしていると、病気の発生リスクが高まり寿命も短くなる」という研究報告がされています。夜勤がある仕事、たとえば看護師、パイロット、客室乗務員など職業上どうしても時間が不規則な生活を強いられる人たちは、乳がん・大腸がん・糖尿病・高血圧・うつ病などの疾患になりやすく、寿命も短いというのです。

一生懸命仕事をしているのにせつない話ですが、ふだん私たちがなんとなく感じている、「健康のためには規則正しい生活が大切」ということが科学的に裏付けられたのです。

しかし、現代人の就寝時間はどんどん遅くなっており、睡眠時間も減少傾向にあると言われています。就寝時間が遅くなれば、そのぶん夕食の時間も遅くなりがちですね。それが肥満につながり、メタボリックシンドロームを引き起こしていると考えられています。
では、なぜ肥満になるのでしょうか?

実は、“食べるタイミング”と肥満が大きく関わっていることがわかってきました。タイミングというのは、食べる“時間帯”のことで、食べる“順番”とはちがいます。

食事のタイミングと肥満の関係

ある研究で、マウスに高脂肪食を与えても、ある時間帯に決めて食べさせれば肥満にならないことがわかったのです。その時間帯というのは、マウスが活動している時間帯です。マウスは夜行性なので、夜間だけ食べさせるのです。

24時間自由にエサを食べているマウスと同じ量を食べているのに、本来の活動時間帯以外にエサを食べないマウスは太らないのです。人間でいえば、夜は食事をせずに昼間にだけ食事をするのと同じことです。

太りたくないなら、「夜遅い時間に食事をするな」などと言われますが、実験でそれが裏付けされたことになります。太ればそれだけ体内のサビつきが進行し、とうぜんメタボリックシンドロームにもなりやすくなり、がん・脳卒中・心筋梗塞になりやすいので寿命も短くなります。

「早起きは三文の得」「夜遅い時間に食事をするな」のふたつは、いずれもアンチエイジングの面では正しいということなんですね。

東京警察病院 医師  澤田彰史

東京警察病院以外にもさまざまな施設にて、形成外科・美容外科手術・レーザー治療から、 訪問診療に至るまで幅広く医療に従事。 日本テレビ『世界一受けたい授業!』や、『美STORY』『日経WOMAN』『夕刊フジ』 のアンチエイジング特集でも取り上げられる。本コラムでは、メンズスキンケア講座を連載。



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