月が満ちて欠けるまでの期間は
29.5日。これは女性の
生理周期や、
肌の角質層が生まれ変わる期間とほぼ一致しています。
もう一歩踏み込むと、月経周期に応じて女性ホルモンが切り替わることで感じる体調の変化は、月が持つ4つの相
[新月、下弦の月、満月、上弦の月]が自然に及ぼすといわれている変化と面白いほどシンクロしているのです。
昔から助産院では、“新月や満月の頃に出産が増える”というのが日常的な話題だそうで、古代から女性達は、“月を眺めて月経周期を把握していた” といわれています。
満月になると
月経になり、経血とともに体内の不要な物を
排出しはじめて、月が欠けていくにつれて浄化が進んでいく。
そして
新月の頃に
排卵が起こり、月が満ちていくにつれて水分や栄養をしっかり
吸収して体内に留めようとする。これは、月のリズムが「植物の生育にもたらす影響」とよく似ています。
現代においては、電磁波や化学物質、ストレスの影響、食や睡眠の質など、さまざまな環境因子によって、このタイミングからずれている、あるいは逆のパターンになっていることもあります。
ところが、月を眺めたり、満ち欠けをカレンダーに書き込むなど、月を意識して体をケアしはじめると、だんだんと
月経周期が月のリズムと同調するようになってくる女性が非常に多いのです。