おいしそうな枝豆がスーパーに並びはじめました。7〜9月にかけて旬を迎える枝豆は、ビールのおつまみにも欠かせません。
ヘルシーフードとして海外でも人気の枝豆古くは江戸時代から食べられていた記録もある枝豆。その正体は、完熟する前の
未熟な大豆です。植物学的には大豆と同じものですが、今では枝豆専用の品種も多く生まれています。
有名なのは新潟を中心に栽培されている
「茶豆」や山形名物の
「だだちゃ豆」。茶豆は、ゆでたての香りがよく、甘味もたっぷり。だだちゃ豆は、茹でるととうもろこしのような香りがします。ほかにお正月の定番「黒豆」の枝豆もあります。
海外でも枝豆は人気です。アメリカでは1999年にFDA(米国食品医薬局)が「1日あたり
25gの
大豆タンパクを摂ると、コレステロールが低下し、
心臓病のリスクを抑える効果が期待できる」と発表し、枝豆など豆製品への注目度がアップ。昨今の和食ブームも追い風となり、枝豆はヘルシーフードとしてすっかりポピュラーな存在になりました。