1日の疲れがとれるバスタイムは、優雅な気分で楽しみたいもの。入浴剤もいいですが、さらに気分をアップさせるためにも、自分でバスボムをつくってみませんか?
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たった3つの材料で、オリジナルのバスボムを簡単につくることができます。 バスボムのつくり方と嬉しい効能についてご紹介しましょう。
■オリジナルバスボムの作り方(約8個分)シュワっとはじける、自分好みのバスボムの作り方をご紹介しましょう。
<材料>・重曹 100g
・クエン酸 50g
・片栗粉 50g
お好みで
・エッセンシャルオイル、ドライハーブ
<道具>厚手の透明なビニール袋、霧吹き、キッチンスケール、空のプリンのカップなどの器
重曹とクエン酸は100円ショップでも売っていますが、肌にふれるものなので食用以上のグレードがおすすめ。インターネット通販などでも手に入ります。
<作り方>1. 重曹とクエン酸、片栗粉をビニール袋に入れてまぜておく。
2. 霧吹きで少し水を吹きかける。水分を含ませすぎると、発泡が始まるので慎重に。
3. シャカシャカまぜて、ビニール袋の外側から握ってみる。まとまるくらいになるまで水を足す。好みのエッセンシャルオイルや、ドライハーブをまぜてもOK。
※ 妊娠中の人は、エッセンシャルオイルを入れないようにしましょう。
4. 手で丸めるか、型にギュっと押し付けるように詰める
5. 1日おくとカチカチに固まって、できあがり
■手作りバスボムの効能重曹とクエン酸をお湯に入れると、泡が出て二酸化炭素が発生します。これで炭酸入浴をすることができ、体が芯からあたたまって血行が促進されます。よく眠れそうですね。
お掃除にも役立つ重曹とクエン酸は、すぐれた洗浄能力があります。天然成分で肌に優しく、毛穴の汚れを落として体臭の予防にも効果的です。
重曹をお風呂に入れるとお湯が弱アルカリ性になり、肌の角質をやわらかくします。保湿効果もあるので、肌がツルツルになりますよ。
また、重曹とクエン酸の働きで、細菌の繁殖を防ぐ効果も。湯船がぬるぬるするのを防ぎ、残り湯は洗濯につかえます。
■バスボム作りの注意点出来上がったバスボムが水分を含むと、二酸化炭素が発生してどんどん小さくなってしまいます。雨の日に作るのは避け、出来上がったら密閉容器かジップロックに入れて保存し、2週間以内に使い切りましょう。
また、妊娠中の人は、エッセンシャルオイルを入れないようにしましょう。オイルの中にはホルモンの分泌をうながす作用をもつものがあり、最悪の場合は流産の危険性もあるので注意が必要です。
シュワッ!とした泡を楽しむためにも、バスボムは湯船に入ってから投入するのがおすすめです。自分なりのアレンジをくわえて、優雅なバスタイムをすごしてくださいね。
(オダ マユミ)