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朝バナナの次は朝トマト? リコピン吸収率上昇を確認

2015-03-16 12:26 eltha

 トマトに含まれる機能性成分「リコピン」がもっとも効率的に吸収されるのは朝食時であることが、カゴメが行った研究により明らかになった。健康と美容、1日の活力として、注目を集めている朝食文化。ヨーグルトやココア、バナナ、カレー、グラノーラなど、これまでにも数々の朝食ブームが巻き起こったが、今年は“朝トマト”が注目されるかもしれない。

トマトの摂取は朝がねらい目?

トマトの摂取は朝がねらい目?

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 今回の研究ではラットを“朝トマト”“昼トマト”“夜トマト”のグループに分け、朝・昼・夜に1匹あたりに6グラムずつ、通常飼料もしくは凍結乾燥粉末を10%含む飼料を与えて4週間飼育。最終日にラットの血中リコピン濃度の推移を調べ、そこからリコピン吸収量の指標として血中濃度曲線下面積(AUC)を算出したところ、“朝トマト”グループのラットが他グループよりもリコピンの吸収率が高かったという。

 「リコピン」はトマトの赤い色素成分で、強い抗酸化作用を持つ。生活習慣病や老化の原因となる活性酸素を除去するといわれており、体調管理やエイジングケア等で注目され、『こくみ』(カゴメ)、『千果・CF千果』『フルティカ』(タキイ種苗)など従来の品種よりリコピン含有量が多い機能性トマトや、サプリメントが発売されるなどしている。

 なお、同社は過去の研究で、トマトを加熱調理すること、オリーブオイル等と一緒に摂ることで、リコピンの体内吸収・蓄積が増加することを確認している。“朝トマト”は、オリーブオイルと共に加熱したトマトソースやピューレ、スープにすると良さそうだ。



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