本当は何をしているの? ファッションモデルたちのダイエット事情
2016-05-07 15:13 eltha
スキンケアやボディケア、食事など、人気モデルたちが実際に実践している美容習慣を1ヶ月かけて掘り下げていく『美女賢磨』。この連載企画で決まって聞いているのが“体型維持の秘密”で、これまで登場してくれたモデルたちに同じ質問をぶつけてきた。
モデルだって一人の人間。何もしなければ体型維持は難しく、SHIHOさんは「出産直後は体型も元に戻ったし、授乳をしている影響もあって太らなかったんですが、授乳を終えてから仕事と子育て中心で自分のケアを怠っていたら、見事に下っ腹が出て二の腕と顔がたるんできて…」と過去を告白。菅井悦子さんも「もともと食が細かったこともあるのですが、体重を増やしたくない一心で、食べることをいつもセーブしていたんです。普段の食事量も『鳥のエサ?』というぐらい少なかったし、2〜3日間断食をすることもありました」と若い頃を振り返る。
そんな彼女たちが健康的なボディラインを取り戻したきっかけは、ヨガやピラティス、ジムなど、身体を動かすスポーツが多数。スポーツジムに7年間通い続けているというエミ・レナータさんは「テンションが上がらないときは、気分が上がる音楽を聞いたり、スーパーモデルのブログを見て『このボディを作るためにこの人たちも頑張っているんだから』と自分を奮起させています」と“続けるコツ”について語る。
また、「興味があったから」という気持ちもポイントのよう。ピラティスの鈴木サチさん、ヨガのSHIHOさんや菅井悦子さんは好奇心からスタートし、今ではインストラクターの資格を所持するほどに。食事についても同様で、AYUMIさんはローフードマイスターやジュニアフードマイスターの資格を取得し、美と健康に役立てている。
多くの女性がやりがちな“食事量のコントロール”という意見は少なく、話題のクレンズダイエットも「胃を休めるという意味で、1日のうち1食を置き換える方法が私には合っていました」(鈴木サチ)と言うように、無理のない取り入れ方をしているよう。また、食事についてみなさんが共通して語る言葉は“無理をしない”ということ。
「元気になるため、美しくなるために食べるという意識を持って、食べたいものをバランスよく、適量食べるのが大切で、それは100%ヘルシーな食事じゃなくていいんです。むしろ、その方が長続きして良い食生活が送れるはずです」(エミ・レナータ)。
“やらなければいけない”と考えると気分が上がりにくいダイエット。無理な食事制限や義務感で行う運動よりも、楽しみながら続けられる“美を磨く趣味”を探してみると良いのかもしれない。