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カラーリングで人気のヘナとは?

2014/12/02

ヘナとはどのような植物?

ヘナとは、西南アジアから北アフリカにかけて広く自生している「ミソハギ科」という種類の常緑低木で、葉を乾燥させて粉末にしたものは古くから染料として利用されています。

水分を足してペースト状にし、皮膚に模様を描くヘナタトゥーや、ヘアカラーとして髪に塗ると、皮膚や髪の毛をオレンジに染めることができます。

あのクレオパトラもヘナで爪を染め、マニキュアのように染めていたという話もあります。

ヘナとアーユルヴェーダ

ヘナは、インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」で薬草(ハーブ)としても使われており、毒素排出・炎症抑制・新陳代謝を良くするなどの効果があると言われていますが、そのメカニズムに関しての科学的な研究結果はあまり発表されていません。

しかし、ヘナをはじめ、古代インドで生まれて5,000年以上の歴史のあるアーユルヴェーダの治療法は、近年は日本でも徐々に浸透しはじめ、アーユルヴェーダを取り入れた治療を行うクリニックも増加しています。

なぜヘナで皮膚や髪の毛が染まる?

ヘナには「ローソン」というオレンジ色の色素が含まれており、この色素がタンパク質に絡み付く性質があります。

このローソンが髪や皮膚のタンパク質に付着することによって、髪の毛や皮膚が染色されることを利用したのがヘナカラーです。

ヘナでカラーリングすると髪は本当に傷まない?

一般の染毛剤の主成分は、パラフェニレンジアミンなどの酸化染料で、過酸化水素水と混ぜて使用すると、毛髪中のメラニン色素の脱色が起こり、発色よく染まります。

しかし、ジアミン系の酸化染料は、体質によりアレルギー反応を起こすことがあります。

また、アンモニアなどのアルカリ剤も含んでいるため、毛髪を傷める欠点があります。

一方、ヘナによる染色は、ヘナのローソンが髪のタンパク質に付着するだけで、髪の脱色は伴わず、またアルカリ剤を含んでいないため、髪や頭皮にダメージを与えることもありません。

ただし、ヘナは脱色作用がないため、黒髪では明るい色には染まりませんし、染色するのに1〜2時間以上、放置する必要があります。

ヘナを上手に活用して、髪をトリートメント

上述の通り、ヘナにはローソンという、タンパク質に絡みつく成分が含まれています。

そのため、髪の表面をコートし、傷んだ髪にハリやコシを与える効果があります。

30分程度の短時間であれば、髪や頭皮がそれほど染まってしまうことはないため、天然のトリートメントとして使用することもできます。

赤坂ビューティークリニック 院長  青山秀和

埼玉医科大学を卒業後、共立美容外科・ノエル銀座クリニック・渋谷美容外科クリニックを経て、平成19年、赤坂ビューティークリニックを開業。カウンセリングには時間をかけ、丁寧に説明をすることを心がけています。少しでも気になることやご質問、聞いてみたいことなど、あらゆる点でお答えいたします。お気軽にご相談していただけたらと思っております。



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