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夏のダメージをなかったことに! 皮膚科医伝授の頭皮ケア法

2017-08-10 eltha

夏のダメージをなかったことに! 皮膚科医伝授の頭皮ケア法
海、花火、お祭り、バーベキューなど、夏はアウトドアイベントが目白押し。思いきり楽しみたいところですが、気温の高さや強烈な紫外線には注意が必要です。特に頭皮は見過ごしがちで、ケアをせず放っておくとダメージが蓄積され、秋には後悔することになるかも……。その理由と、おさえておくべきケア方法について、美しい黒髪の皮膚科・美容皮膚科医/吉田貴子先生に取材しました。

夏に受ける頭皮へのダメージって?

教えてくれたのは吉田貴子先生
2004年に皮膚科と美容皮膚科からスタートした渋谷スキンクリニックの院長。現在はメディカルエステ、鍼灸、加圧トレーニング、美容婦人科と幅広く展開し、一人ひとりの悩みにきめ細やかに対処している。
◆汗をかくと頭皮が蒸れて皮膚炎に
 夏は、頭皮に大きなダメージを与える季節。吉田先生に聞くと、その原因は“汗”といいます。「夏は気温が高いので汗をかきますよね。そうすると頭皮が蒸れて、かゆみや赤みといった症状が出てくることがあります。つまり皮膚炎が起こるということです」。皮膚炎が起こると皮がむけ、フケとなって出てくるとか……。女性としては絶対に避けたい事態です。
◆雑菌が繁殖しやすくなって抜け毛も
 頭皮が蒸れると、皮膚の表面に棲んでいる雑菌が繁殖しやすくなり、これも皮膚炎の原因に。「雑菌は一年を通して皮膚にみられますが、蒸れることで増えやすいので夏は要注意。皮膚炎が発生するリスクが高まります」。特に意識したいのが“髪のかかる部分”。後頭部や耳の上など髪の毛が重なりやすい部分には、皮膚炎が起こりやすい傾向があります。

 さらに「皮膚炎は抜け毛にも影響があります」と吉田先生。症状が重いほど抜け毛が増えるとのことなので、頭皮のケアは非常に重要といえます。そこで、具体的な方法や選ぶべきシャンプーについてうかがいました。

すぐできる! 皮膚科医伝授の頭皮ケア法

 皮膚炎を予防し、健康な頭皮をキープするためのケア方法とは? おさえておきたいポイントを教えてもらいました。
◆カラーリングやパーマを控える

 「もっともおすすめなのは、カラーリングやパーマをやめること。ダメージ予防のほか、髪のボリュームやハリの維持にもつながります」と吉田先生。オシャレのために……と思っても、将来のことを考えると控えた方がよさそうです。

◆頭皮マッサージを取り入れる

 また「髪の毛も肌の一部ですから、血行がいいと肌の再生はもちろん、発毛も見込めるので、頭皮マッサージも有効です」とのこと。テレビ番組を見ながら、お風呂に入りながらなどの“ながらマッサージ”でもいいので、取り入れてみては。

◆アミノ酸系シャンプーを活用する

 さらに「シャンプーは地肌に対して刺激が少ないものを選ぶことが大切」と断言。「“アミノ酸系”というのは、おさえておくべきキーワードだと思います」。実際、先生もアミノ酸系のシャンプーを愛用しているそうです。

100%天然由来 プロ監修のアミノ酸系シャンプー

◆汚れを浮かすオリーブ油も配合 手触り抜群の仕上がりに
 吉田先生がキーワードとして挙げていたアミノ酸系シャンプーのひとつが、haruブランドの『黒髪スカルプ・プロ』。haruの代表である2児のママとヘアケア専門サロンのオーナーが共同開発したもので、頭皮と髪に負担が大きいシリコンや石油系界面活性剤といった成分は不使用の100%天然由来が特徴です。
 なかでも吉田先生が注目したのはオリーブ油。実は皮膚科の処置の一環としても使われていて、汚れを浮かしやすくする効果があるそう。マイルドな洗浄力で、つややかな髪の土台となる頭皮環境へ整えることが期待できます。さらに、夏から秋にかけて気になる「ボリュームケア」や「黒髪ケア」などに役立つエイジングケア成分も22種配合で、さまざまな髪のお悩みを網羅! リンス不要なのに全くきしまない使い心地と、手触り抜群の仕上がりには驚くはず。ぜひ体感してみて。

頭皮ケアの効果が増す 正しいシャンプー法

 アミノ酸系のシャンプーを用意しても、効果が実感できなければ意味がありません。正しく使って美しい頭皮と髪を手に入れましょう。
STEP 1ブラッシング&しっかり前洗い
 まずは毛先のもつれをほどくようにブラッシング。その後、ちょうど中ほどからブラシを入れてとかし、最後に根元から毛先にかけてとかせば余分な抜け毛を防げます。その上で頭皮と髪をぬるま湯でしっかり前洗いすれば、シャンプーの泡立ちがアップ。
STEP 2泡で洗髪して頭皮を中心にすすぐ
 シャンプー適量を手にとり、手のひらでなじませて、ある程度泡立ててから髪の毛につけましょう。指の腹を使って優しく頭皮をマッサージするように洗えば、血行がよくなって汚れもスッキリ。洗い流す際も指の腹でマッサージをしながら行って。すすぎ残しはNGです。
STEP 3根元を中心に温風と冷風で乾かす
 タオルドライ後、15〜20cm離れたところから根元を中心にドライヤーをあてます。頭皮が乾き、髪の毛も8割乾いたと感じたら冷風に。温風での乾かし過ぎは、髪の毛を痛めるだけでなく頭皮の乾燥を招き、フケの原因にもなるので、最後は冷風にしてください。
(吉田先生写真:勝又義人)

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