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夏バテ、冷房からカラダを守れ! 2つのセルフメンテ術

今年は史上4番目に短い梅雨で、明けては猛暑続きの夏ですね。いつもより夏の疲れがたまっていることでしょう。夏の疲れの原因は、屋外と屋内の温度差をうまく体内調整できなかったり、熱帯夜の寝苦さから不眠となり、疲れが取れなかったりすることにあります。


外の暑さでどっと汗をかき、そのまま室内に入ると、ヒンヤリ涼しくも冷房で汗が乾きはじめます。更にカラダが冷えると寒気がすることも。夏中温度差に翻弄される生活をしていれば、健康な人でもカラダが疲れないはずがありません。

ちょっとした夏バテなんて軽く考えるのはとても危険、それが大病につながることもあります。その前に、夏疲れしたカラダがたちまち元気になれる、簡単、すぐできるセルフメンテ2つを教えます。

■セルフメンテ術1:即効、カラダを温める
暑い夏はカラダの中に熱がこもっているので、冷える感覚が鈍くなります。冷房が適温(27度〜28度)ならいいのですが、オフィスや電車は男性基準か、強めですよね。知らず知らずに身体が冷えます。また、つい飲みがちな冷たい飲み物も、カラダを内側から冷やしてしまいます。

冬は外気温も低く手足が冷たくなるので冷えを自覚しますが、夏は気づかないところが危険、自分で不調を招くことも。芯から冷えたカラダを温めるには月並みだけど、やはり半身浴がベストです。ただ、冬場とは違っていくつかコツがあります。

・水分補給をしながら、ぬるま湯(38度ぐらい)に汗が出るまでつかる(目安は10分)
・ややヒンヤリ感じる温度のシャワーで汗を流す
・もう一度汗が出るまでお湯につかる
・最後に冷たいシャワーで引き締める

気をつけてほしいのは、脱水症や熱中症を防ぐため「水分を取りながら」と、「換気をしながら」の2点です。長時間お湯につかればいいわけではないので、無理せず自分のペースでお願いします。

またお風呂から上がり、すぐに寝るのは禁物です。血流が良くなり、体温も上がるのでカラダが入眠しづらい状態です。汗が引くのを待ってから寝るようにしましょう。

■セルフメンテ術2:良質な睡眠を心掛ける
寝苦しい夜を過ごした朝は、疲れが取れずにだるいですよね。猛暑で熱帯夜が続くと、エアコンを付けっ放しで寝てもいいの? とよく質問を受けますが、これはOKです。

ただし、28度キープで冷えすぎないように。この温度なら身体に優しいので、エアコンが切れると目が覚めてしまうような人は我慢せずに上手く利用するのがコツです。

良質な睡眠を得るには、眠りにつく時の温度が大切。寝る前に寝室の温度を25度ぐらいに下げておき、28度設定し直してから眠りに入りましょう。寝入り端だけ涼しければ朝まで大丈夫な人は、2時間ほどタイマーをかけて寝ればよいですよね。

最近は快眠冷涼グッズがたくさん売っていますから、自分に合ったものを利用するのもひとつです。素材ではガーゼが通気性や吸水性、肌触りが良いので夏掛けやシーツ、枕カバー、寝間着に取り入れると良いです。

朝、快適に目覚めるには寝る前にグラス1杯のお水を飲むよう心がけてください。パラパラっと少量の塩を加えると(塩味を感じない程度)なお良いです。ヒトは寝ている間に汗をかくので、脱水症状になることもしばしば、朝起きてだるいのはそのためです。ある程度、体内に水分が保てれば、朝もスッキリと目覚めやすくなります。

毎日は難しいかもしれませんが、一日中デスクワークでカラダが冷えたと感じた時は、なるべく実行してくださいね。平日難しいなら、週末だけでもいいので週何日かは実行してみてください。

ちょっとしたことですが、意外と効果絶大。こまめに労わってカラダの疲れを取ってあげると想像以上に体調も気分も良くなり、暑い夏を乗り切ることができます。

インスピレーションフラワーはカモミール。ハーブティーを頂くだけでなく、手に入ればお花を飾ったり、手軽なところではアロマを焚いたりとカモミール尽くしで疲れたカラダを労わり、たくさんリラックスエッセンスをいただきましょう!



(森 冬花)

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