ホーム エンタメ > 「もうすぐ離婚できるから」の甘い罠…既婚者に騙された私が最も伝えたいこと【婚約者は既婚者でした Vol.34】

「もうすぐ離婚できるから」の甘い罠…既婚者に騙された私が最も伝えたいこと【婚約者は既婚者でした Vol.34】

■前回のあらすじ
仕事で心が疲弊した主人公が偶然居酒屋で出会ったのは、趣味や好みがピタリと合う男性。意気投合した2人はやがて結婚を約束する仲に発展します。彼からプロポーズを受けた帰り道、偶然見かけた彼を尾行すると、部屋の中から「パパ」と呼ぶ子どもの声が…。すると「モトの妻」と名乗る女性があらわれるのでした。不倫の証拠を集めた彼女は主人公に慰謝料請求を宣告。一人で戦うことを決意した主人公は、弁護士の力を借り、無事慰謝料を逃れることができるのでした。しかし、彼に騙された自分自身も被害者であると感じた主人公は、モトに対して慰謝料請求を行うことを決断。後日、モトから慰謝料が振り込まれ、これで何もかもが終わったことを実感します。しかし、不倫をした事実は消えず、罪悪感に苛まれ続けることを実感するのでした。


■既婚者と気づいても関係を続けた場合





■体験を通して最も伝えたいこと

「もうすぐ離婚できるから」などという甘い言葉は相手を繋ぎ止めておくための嘘に過ぎないのだと、あらためて理解する主人公。さらに相手の思惑通り関係を続けることは、不倫関係を長引かせ、相手の配偶者からの慰謝料請求額もその分高くなることを学びます。

今回の経験を通して主人公が最も伝えたいこと、それは人生の貴重な時間を既婚者に使ってはいけないということ。今なら自分を騙した相手に社会的制裁を与えた自分を褒めてあげたいと思うのでした。


しかし、これで何もかも終わったわけではなく…、



もう2度と会わないと思っていた彼に、また苦しめられることになります。



(尾持トモ)

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