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「あー、イライラする!」夫のクセが気になってしようがない妻、対処法はこの3つ


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開けっ放しのドア、くちゃくちゃと食べる音、脱ぎっぱなしの衣類…。そんな夫のクセに悩まされてはいませんか? 「何度もやめてほしいと言っているのに、なおらない…」。一つ一つは大したことではないのに、気になり始めたら、ついついイラっとしてしまうものです。

強制的にクセをなおす方法もなくはないですが、そんな強硬手段に出る前に「夫はどうしてそういうクセが出てしまうのか」を考えてみませんか? 理由を知ることで、なおしてもらうだけでなく許すという選択肢も選べるようになるかもしれません。

■夫のクセ対処法その1:千差万別! 人のクセには「理由」がある

些細なことだけれど、気になってしまう夫のクセ。できればやめてもらいたいと思っている人も多いですよね。でも、どうしてそのクセが出てしまうのでしょうか。

例えば、いつも「電気をつけっぱなしにする」クセが夫にあったとします。電気代もかかるし、使わない時は消してほしいのが本音ですよね。でも、何度言っても夫の“つけっぱなしクセ”がなおらない場合、もしかしたら「暗闇が怖いから」という理由があるのかもしれません。

高いところが怖い、ジェットコースターが怖い、爬虫類が怖い。誰しも怖いものがあるように、もしかしたら「夫は暗闇が怖い」のかもしれません。そう考えてみると「まあ、それなら仕方ないか」と許せることもあるのではないでしょうか。

また、「ひげを抜く」「貧乏ゆすり」は、緊張をほぐすために出てしまうクセの一つといわれています。裏を返せば、そのクセが出てしまう時、夫は緊張下でストレスを感じているのかもしれません。

ついつい出てしまう夫のクセ。理由がわかり、誰の迷惑にもならないものなら許してあげるという選択肢を用意するのも良いかもしれません。

■夫のクセ対処法その2:周囲に迷惑をかけてしまう「許せないクセ」

夫のクセ、許せるものがある一方で「これは、どうしてもなおしてほしい」というものも。他人に不快な思いをさせてしまうようなクセは、その代表といえるでしょう。

例えば、外食中。くちゃくちゃと音をたてて食べれば、家族はもちろん周囲の人まで不快にさせてしまいますよね。こうしたクセは意外と本人が気づいていないこともあるので「マナーが悪いから、やめたほうがいいよ」「子どもにはこう教えているからやめてほしい」と伝えてみましょう。

男性の場合、ただ「やめて」と注意されるより、「〇〇だから」と理由を説明されたほうが、納得しやすい傾向にあります。遠慮してなかなか言い出せない奥さんが多いでしょうが、理論的に説明すると、あっさりなおしてくれることも。

奥さんから指摘されると意固地になって聞こうとしない、スネてしまうという場合は、子どもの出番です。「パパ、お片づけしないといけないよ」「〇〇しないほうが、パパかっこいいよ」などと、子どもに指摘してもらうのがおすすめ。ストレートな子どもの一撃は、何よりも効き目があるようです。
 
 


■夫のクセ対処法その3:「私だけがイライラしてる?」それは自分自身の問題かも

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「他人から見たら、些細な夫のクセ。誰にも迷惑をかけていない。それなのに、どうして自分だけこんなにも気になってしまうの?」

どうしても夫のクセを許せない場合、理由のひとつに、妻自身が「親から受けた教育・しつけを、良くも悪くも意識している」というものがあります。

例えば、親から「音をたてながら食事をするのはダメ」と注意され続けてきた人は、そのクセに注目しがちです。あなた自身が「親に教えてもらって良かった」と感じていたとしたら、周囲の人、とりわけ夫や子どもに対しても同じところに目がいき、ついつい気になってイライラしてしまうでしょう。

また、自分自身の抱えているものが多すぎて、気持ちに余裕がない時も、夫のクセは気になりやすいようです。そんな時はいったん、抱えているものを下ろし、現実逃避してみましょう。例えば、好きなことに没頭する、一人旅で家族と離れてみる。そうすることで気持ちが落ち着き、冷静な感情を取り戻せるようになるかもしれません。

夫の気になるクセ、すべてなおしてもらうことは難しいですよね。わが家も夫と娘の「コップを片付けない」クセがなかなかなおりません。

そこで、「まあ、いいか」となるのか「なんとかなおしてもらいたい」となるのか。それは、クセによって異なりますが、ご紹介した「理由を知って許す」「根気よく説明してなおしてもらう」「自分自身の問題を見つめる」の3つを実践してみて、少しずつ対処していければいいのではないでしょうか。
 
 
(佐藤栄子)

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