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プロが教える大掃除のポイントを伝授

2013-12-28 eltha

プロが教える大掃除のポイントを伝授

場所別 そうじのポイント【リビング】カーペット・畳・窓のサッシ

普段の掃除だけじゃなかなか取れなかったシミやカビや窓のサッシの汚れ。きれいに取れる方法をご紹介します。

■カーペットのシミの取り方

<油性(油溶性)のシミの場合>
<用具>
ヘアーブラシ/掃除機/スプレー式容器/白地のタオル/ぞうきん/バケツ/ゴム手袋/ベンジンまたはマニキュア除光液
※事前に白地の布にベンジンまたはマニキュア除光液をつけて色落ちしないかチェックしてください。
【1】 周囲を手で触り色が濃くなる方向にブラシをかけて毛足を起こし、奥に潜りこんだホコリを浮き上がらせます。色が濃くなる方向に掃除機をかけ輪ジミをつくらないように、スプレーでシミのまわりを水で湿らせましょう。
※輪ジミの原因になるのでいきなり洗剤をつけずにまわりを水で湿らせてから行ないましょう。
【2】 白地タオルに、ベンジンまたはマニキュア除光液をつけ、シミの部分に押しつけます。シミの色がタオルに移ったら、シミの色がなくなるまで続けましょう。
※強くこするとシミが広がるので、軽く繰り返してください。
【3】 固く絞ったぞうきんで、汚れや溶剤分を拭き取ります。

<水性(水溶性)のシミの場合>
<用具>
ヘアーブラシ/掃除機/スプレー式容器/白地のタオル/ヘラ/ぞうきん/バケツ/ゴム手袋/カーペット用洗剤
※事前に白地の布にカーペット用洗剤をつけて色落ちしないかチェックしてください。
【1】 周囲を手で触り色が濃くなる方向にブラシをかけて毛足を起こし、奥に潜りこんだホコリを浮き上がらせます。色が濃くなる方向に掃除機をかけ輪ジミをつくらないように、スプレーでシミのまわりを水で湿らせましょう。
※輪ジミの原因になるのでいきなり洗剤をつけずにまわりを水で湿らせてから行ないましょう。
【2】 シミに、カーペット用洗剤をたっぷりスプレーし、白地のタオルをカーペットに当て、ヘラを使って汚れをかき出すようにタオルに吸収させる。シミの色がなくなるまで続けます。
※強くこするとシミが広がるので、ヘラですくうように移し取りましょう
【3】 固く絞ったぞうきんで、汚れや溶剤分を拭き取ります。

<両性または種類不明のシミの場合>
両性のシミには、チーズ、チョコレート、ミルクなどがあります。
何のシミかわからない場合は【油性(油溶性)のシミの場合】で処理を行い、取れなければ【水性(水溶性)のシミの場合】をおこないます。
※反対に処理をするとシミが取れなくなる場合があるので注意しましょう。
<用具>
ヘアーブラシ/掃除機/スプレー式容器/白地のタオル/ぞうきん/バケツ/ヘラ/ゴム手袋/ベンジンまたはマニキュア除光液/カーペット用洗剤
※事前に白地の布にカーペット用洗剤をつけて色落ちしないかチェックしてください。
【1】 周囲を手で触り色が濃くなる方向にブラシをかけて毛足を起こし、奥に潜りこんだホコリを浮き上がらせます。色が濃くなる方向に掃除機をかけ輪ジミをつくらないように、スプレーでシミのまわりを水で湿らせましょう。
※輪ジミの原因になるのでいきなり洗剤をつけずにまわりを水で湿らせてから行ないましょう。
【2】 タオルに、ベンジンまたはマニキュア除光液をつけてシミの部分に押しつけます。シミの色がタオルに移ったら、シミの色がなくなるまで続けましょう。
※強くこするとシミが広がるので、軽く繰り返してください。
【3】 とれたら固く絞ったぞうきんで、汚れや溶剤分を拭き取ります。
【4】 まだ残る場合は、シミの部分にカーペット用洗剤をたっぷりスプレーし、白地のタオルをカーペットに当て、ヘラを使って汚れをかき出すようにタオルに吸収させる。シミの色がなくなるまで続けます。
※強くこするとシミが広がるので、ヘラですくうように移し取りましょう

<どうしても取れないシミの場合>
<用具>
台所用ラップ/白い布/ドライヤー/ブラシ/ぞうきん/バケツ/ゴム手袋/酸素系漂白剤
【1】 台所用ラップをシミよりも大きめにカット。40〜50℃くらいのお湯に、酸素系漂白剤を表示通りに溶かし、漂白剤溶液をつくります。(目安はお湯2リットルに対して8g)。漂白剤溶液に浸しゆるく絞った白い布で、シミの部分を湿布。
【2】 ドライヤーを温風で10cm程度離しながら湿布した部分を温め、カットしてある台所用ラップを貼り30分放置後、ブラシでタテ・ヨコ・ナナメにこすってシミを落とす。
【3】 固く絞ったぞうきんで、汚れと漂白剤をふき取る。

■畳のカビの取り方

<用具>
スプレー式容器/小分け容器/ブラシ/ぞうきん/ゴム手袋/マスク/消毒用アルコール(エタノール70〜80%濃度のもの)
【1】 カビ全体に消毒用アルコールを吹きつけ15分放置。
【2】 消毒用アルコールを小分け容器に入れる。それに浸したブラシで、タタミの目に沿ってカビをかき出し、ブラシを小分け容器で洗います。
【3】 畳からカビが取れるまで【2】を繰り返します。
※小分け容器が汚れたらキレイなものに交換しましょう。
【4】 消毒用アルコールを吹きつけながら、乾いたぞうきんで畳の目に沿って拭き、よく乾燥させましょう。

■アルミサッシ(窓)

<用具>
化学モップまたは帯電式のハタキ/ぞうきん/バケツ/サッシブラシまたは割り箸/掃除機/ゴム手袋/住まいの洗剤
※アルミは酸にもアルカリにも弱いので、洗剤は弱アルカリ性または中性のものを選びましょう。
※窓付近を幅広のマスキングテープや包装紙などで養生すると安心です。

【1】 化学モップまたは帯電式のハタキで軽くホコリを取り、固く絞ったぞうきんで拭く。
【2】 固く絞ったぞうきんに住まいの洗剤をスプレーして拭き。ゴムパッキンの隅など汚れが落ちにくい部分は、ブラシを使って汚れを落とします。
【3】 水に浸し固く絞ったぞうきんで、汚れや洗剤分を拭き取り、乾いたぞうきんで水気をふきとります。

<レール部分>
【1】 溝にたまったホコリやゴミを、サッシブラシまたは割り箸の先で浮かし掃除機の隙間用ノズルで吸いとります。
【2】 固く絞ったぞうきんの上に割り箸の先をあてがい、レールに残っているゴミをふき取る。こびりついた汚れは割り箸の先で削り取りましょう。
【3】 汚れが取れない場合は、固く絞ったぞうきんに住まいの洗剤をスプレーし、拭きます。水が流せる場合は、ホースで流しながらサッシブラシを使って汚れを取ります。流せない場合は、容器に水を入れて洗い流すと簡単です。固く絞ったぞうきんで、汚れや洗剤分を拭き取ります。

<サビ汚れ>
【1】 表面に斑点状の汚れがある場合は、湿らせたジーンズ地などにクリームクレンザーをつけて、こすります。
※カラーサッシの場合など、強くこするとカラーがはげるケースも。あくまでも軽くこするだけにしましょう。
【2】 耐水ペーパー(800〜1000番程度)でこすり、表面をなめらかにし、固く絞ったぞうきんで、汚れや洗剤分を拭き取ります。
※表面の塗膜が取れているサビの場合は、クリアラッカーを薄く塗って保護をしましょう。色つきの塗膜が施されている場合は、全体を塗り替えましょう。

■本気で困ったときのプロ頼み

換気扇など、狭いところに覗き込まないといけなかったり、油汚れはガンコでなかなか落ちにくいものは頑張ってもなかなかうまくいかないですよね。自分で無理なときにはプロにお願いしちゃいましょう。

レンジフードクリーンニング(幅95?未満) 17,800円(税込) …ほか
※汚れ具合に関わらず、分解して徹底的に汚れを落とします。

株式会社ダスキン ⇒公式HP
フリーダイヤル:0120-100-100

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