雨がシトシトと降り続けているかと思えば、突然からっと晴れてみたり。この時期は空模様も気分屋さん。憂鬱になったり体調も崩れたり…と、女性はちょっとしたことで、この “気分屋さん” についつい引っ張られてしまいがちです。
憂鬱になるのではなく、自ら元気になる月! と考えて、紫陽花のキレイな梅雨の今を楽しみながら過ごしたいもの。そんなときにぜひおすすめしたい色が、
「赤」です。
「赤」は、いまひとつ元気がでない時や、瞬時にパワーが欲しい時、そっと背中を押してくれる色。赤のパワーを五感で感じながら、日々気軽に取り入れる秘訣は、料理に意識的に色をとりいれること。栄養もとれて簡単に作れる「赤」の
レシピをご紹介します。
元気になあれ! エールをくれる赤の食材「トマト」赤は暑い時期になると、嫌がられやすい色でもありますが、だからこそ、暑い夏がやってくる前の準備時期に、心身ともに整えるためにも、赤のパワーをもらっておきましょう。
赤はパッと見、とても強い色です。その時の体調によっては、プラスにもマイナスにもとれてしまうほど、ハッキリしている色。ですが、赤ほど嘘偽りがなく、実直な色はありません。この点から考えても捉え方によっては、もしかしたら青よりもずっとずっと爽やかで硬派な色かもしれませんね。
そんな元気いっぱい、エールをくれる赤の食材と言えば、やはりトマトです。どの季節でも手に入る野菜ですが、美味しい時期にこそ、その食材の良さがわかるもの。トマトは初夏からじわじわ甘くなって美味しくなっていきます。調理してパスタやスープにするのもよいのですが、まずはシンプルにあまり手をかけずにいただき、赤の効用をしっかりと感じてみることをおすすめします。