今年も新米の季節がやってきました! 炊飯器のふたを開けるとツヤツヤ。
新米の香りがふわーっと広がります。口に入れるとみずみずしく、さわやかな甘みを感じるでしょう。この幸せな瞬間を楽しみに
炊飯器でおいしく新米を炊いてみませんか。
そこで、東京・原宿に戦前から店を構える
「小池精米店」の五ツ星お米マイスター
小池理雄さんに
「新米をおいしくいただく」ための秘訣を伺いました。ひとつ一つのプロセスを丁寧にすることで、いつものお米がこんなに変わる! この感激は、きっと誰かとシェアしたくなるはずです。
おいしいお米が増えているあなたは、何を基準にいつものお米を選んでいますか? 価格を目安に、食べ慣れた品種を買い続けている人が多いかもしれませんが、いまお米の世界はちょっと面白いことになっています。日本のお米の消費量は年8万トンという勢いで減る一方、一般家庭で選べる米の
種類は多くなり、日本穀物検定協会の食味ランキングで特においしいコメとされる「特A」のコメは増えているのです。
「最近のお米はおいしいのが当たり前。次の段階としておいしいことに加えて各地域が独自性を出すようになったことが、近年の品種の多様化につながっていると思います。最近では、特に夏場の暑さにも耐えられる品種を! という流れもあります」(小池さん)