日に日に冷え込みが厳しくなるこの季節。
おまけに師走は、仕事に家事になにかとせわしなく、身も心も冷え冷え&クタクタに… 。
そんな疲れた身体をじんわり温めてくれるのは、コトコト煮込んだスープ料理。
材料をざっくり切って鍋に入れるだけなら、気力がなくてもなんとか準備はできますよね。
やがて、コトコト音をたてるお鍋から、煮込んだ野菜のいい香りがふんわり漂ってくる頃には、少しずつ元気も回復。
できあがりを一口飲めば、ポカポカが全身を巡って、疲れや冷えも足の先から飛び出していきそう!
冬でもがんばる人のための、魔法のスープレシピです。
■シンプルポトフ調理時間15分 427Kcal
レシピ制作:料理家 保田美幸
<材料 2人分>鶏もも肉 1枚
キャベツ 1/6〜1/4個
ジャガイモ 1〜2個
ニンジン 1/2本
水 400ml
白ワイン 大さじ2
粒コショウ 5粒
ローリエ 1枚
塩 適量
<作り方>1、鶏もも肉は半分に切り、フォークを全体に刺して塩少々をもみ込む。キャベツは半分のくし切りにする。ジャガイモは皮をむいて半分に切り、水に放って白濁したら水気をきる。ニンジンは皮をむき、半分に切る。ローリエはちぎり、粒コショウと共にお茶パックに詰める。
2、鶏もも肉は網にのせ、熱湯をまわしかけて臭みを抜く。(1)の食材全てを鍋に入れ、水、白ワインを注ぎ、火にかける。
3、煮たったらアクを取り、蓋をして弱火で40〜50分煮る。塩で味を調えていったん冷まし、再び温めて器に盛る。
ヒント! 調理時間に煮る時間と冷ます時間は含みません。
ブイヨンを使わなくても、野菜と鶏肉から出るダシだけで味付けは十分!
一度冷ますことで、スープの旨味が具材に染み込み、さらにコクが深まります。
(フジノアサコ)