皮ごと食べられて、苦みと甘さが絶妙なおいしさのキンカンが、旬を迎えています。キンカンといえば、そのまま食べるか甘露煮がポピュラーですが、今回はオシャレにコンポートへとアレンジ。
お鍋で煮るだけで簡単に作れますが、白ワインやバニラビーンズを使っているので、味わい深い、贅沢な仕上がりに。朝食やデザートとしてはもちろんのこと、肉・魚料理のメインディッシュの付け合わせや、ヨーグルトのトッピングとしてもおいしくいただけます。
種を取るひと手間を加えるだけで、とっても食べやすくなりますよ。
■キンカンのコンポート調理時間30分
レシピ制作:パティシエール・料理家 河田麻子
<材料 4人分>キンカン 1パック(1パック13〜15個入り)
白ワイン 200ml
水 500ml
グラニュー糖 125g
レモン(スライス) 1枚
バニラビーンズ 1/4本
<作り方>1、キンカンはひとつひとつ丁寧に洗い、ヘタを取って横半分にカットし、中の種を取り除く。
2、白ワインを鍋に入れて火にかけ、沸騰させてアルコール分を飛ばし、水とグラニュー糖を加えて再び沸騰させる。
3、(2)にキンカンとバニラビーンズ(サヤに切り込みを入れる)、レモンを入れ、紙の落とし蓋をして15〜20分煮る。
4、竹串を刺してみて、串がスッと通るくらいになったら火を止め、ボウルなどに移して氷水にあてて粗熱を取り、冷蔵庫でよく冷やす。
キンカンのコンポートは、冷蔵庫で1週間ほど保存可能です。キンカンの選び方は、色が濃くツヤがあるもの、皮の表面が張っているものを選んでくださいね。
(ジェイ真葉)