女性に冷えは禁物。冷え性改善の代表食材である生姜を活用して、あったかライフを送りましょう! とはいえ、生姜をメインで使うメニューはなかなかありません。ちょこちょこ炒め物や煮物などに入れて使うのが一般的だと思います。
そこで、妊娠中に足のツリやむくみがひどかった私は、気軽にたくさん生姜を使えるよう、生姜ダレを常備していました。
生姜、醤油、みりん、酒で作る簡単なタレなのですが、そのままごはんにのせる、卵かけごはんの醤油代わり、卵に混ぜて和風オムレツ、焼いた魚にそのままかける、焼いた肉にからめる…など、万能調味料として今でも活用しています。
一番よくやるのは、そのままごはんにのせること。
ピリッと生姜の辛味が感じられる甘辛味で、ご飯がすすみます。
そしてアレンジでよく作るのは、焼いた肉にからめて生姜焼き風にすること。これは、お弁当のおかずにもおすすめ。私も、主人のお弁当のおかずにたびたび入れています。
次のページで、「万能生姜ダレ」のレシピをご紹介します。
■万能生姜ダレレシピ制作:管理栄養士 長 有里子
<材料>※作りやすい分量で
生姜 50g
醤油、酒 各大さじ3
みりん 大さじ1と1/2
<作り方>1、生姜を千切りにする。
2、鍋に(1)と醤油、酒、みりんを入れ、沸かす。
3、ひと煮立ちしたら火を止め、ふたをして粗熱をとる。
※ひと煮立ちさせることで酒とみりんのアルコール分を飛ばし、生姜の辛味を抑えます。
※ふたをするのは、タレが蒸発しすぎないようにするためです。
※冷蔵で約1ヶ月もちます。
■アレンジレシピ 生姜焼き風レシピ制作:管理栄養士 長 有里子
<材料 2人分>豚肉(薄切り) 160g
生姜醤油のタレ 大さじ2
具の生姜 大さじ2
ごま油 適量
<作り方>1、ごま油を熱したフライパンで豚肉を炒め、生姜醤油と具の生姜をからめる。
生姜は、70℃以上に温めると、からだ温め効果がアップします。加熱をするか、なにか温かいものと組み合わせると効果的。私はこのタレを冷蔵庫で保管していますが、アツアツのごはんにのせれば、70℃くらいで食べることになるかな? と思って、いつも炊き立てのご飯にのせて食べています。
(長 有里子)