今や100円ショップでも売っている小さい土鍋。この土鍋を使って鍋焼きうどんを作るのは、我が家の冬の定番です。ザクザク切った材料と冷凍うどん、調味料をそのまま土鍋に入れて火にかければできあがり! 簡単なのに、土鍋で出せば見栄えがして、そうとは見えないところがポイントです。
しかも、この一品だけで炭水化物(うどん)、たんぱく質(卵、油揚げ、鶏肉)、野菜(青菜、長ねぎ)がとれるので、栄養バランス的にもおすすめ。
お店でいただく鍋焼きうどんには海老の天ぷらが入っているのが王道ですが、家では難しいので、天ぷらのコクを油揚げと鶏肉で代用します。
天ぷらには及びませんが、手軽にコクやうまみを出せる組み合わせだと思うので、私はいつもセットで入れています。
ちなみに鶏肉と油揚げは、まとめて切って冷凍しておくことも。作るときは冷凍のまま入れられるので便利ですよ。
■ポンポン入れるだけの鍋焼きうどんレシピ制作:管理栄養士 長 有里子
<材料 2人分>冷凍うどん 2玉
卵 2個
油揚げ 1枚
鶏肉 一口大を4切れ
青菜、長ねぎ 適量
<汁1人分>
?水 300ml
?和風だしの素(顆粒) 小さじ1/2
?醤油 小さじ1
?塩 少々
<作り方>1、土鍋にそれぞれ汁1人分の分量を入れて混ぜる。
2、冷凍うどんを凍ったまま入れ、火にかけてほぐす。
3、4等分に切った油揚げ、鶏肉、ざく切りにした青菜、斜め切りにした長ねぎを入れ、最後に卵を落とし入れ、ふたをして火を通す。
土鍋は金属製の鍋に比べ、火にかけてもなかなか温度は上がりませんが、いったん上がると冷めにくいのが特徴です。強火で沸騰させたら、弱火に切り替えて調理しましょう。
食べているときもなかなか冷めないというメリットがあるので、まだまだ寒いこの季節にはぴったりのメニューですよ。
(長 有里子)