メイン料理の前のさっぱりとした前菜に、サラダ感覚でいただけるマリネは、覚えておくといろいろな場面で使える便利な脇役レシピです。
レンジでカンタンに火を通した鶏ささ身と、たっぷりの野菜を混ぜ合わせ、スパイスオイルを加えて冷やすだけ。
シャキシャキの野菜とスパイスの香りが食欲をそそり、色合いも鮮やか。おもてなしなど何品か用意したいときにも、早めに作って冷やしながら味を染み込ませておけるので、段取りもスムーズ。
和・洋・中、どんなお料理ともよく合います。
家族や仲間で集まる機会の多い春休みシーズン、会食のはじめのひと皿にいかがですか?
■蒸し鶏とセロリのスパイスマリネ調理時間 10分 1人分 146Kcal
レシピ制作:料理研究家、フードコーディネーター 吉田朋美
<材料 2人分> 鶏ささ身 2本
?酒 大さじ2
セロリ(茎) 1本分
赤パプリカ 1/4個
紫玉ネギ 1/4個
イタリアンパセリ 20本
クミンシード 小さじ1
サラダ油 小さじ2
レモン汁 1/2個分
<調味料>
?塩 小さじ1/3
?粗びき黒コショウ 適量
?ガラムマサラ 小さじ1弱
?チリパウダー 小さじ1/4
<作り方>1、鶏ささ身は筋を取り、耐熱皿にのせて酒を振り、ラップをふんわりかけ、電子レンジで3分加熱する。そのまま粗熱を取り、食べやすい大きさに裂く。
2、セロリは筋を取り、太いところは半分にしてから斜め薄切りに、赤パプリカは縦半分にしてから細切りにし、それぞれボウルに入れる。
3、紫玉ネギは繊維に沿って薄切りにし、さっと水にさらして水気をきり、(2)のボウルに加え、鶏ささ身と<調味料>の材料を入れて全体を和える。
4、フライパンにクミンシードとサラダ油を入れて火にかけ、香りがたったら火から下ろし、すぐに(3)にまわしかける。
5、レモン汁、ちぎったイタリアンパセリの葉を加え、冷蔵庫で冷やして食べる。
コツ・ポイント 電子レンジは600Wを使用しています。
鶏ささ身は加熱しすぎると固くなってしまうので、ご家庭のレンジによって時間を調整してください。
(フジノアサコ)