国内初 多摩動物園に黒い縞模様の“キングチーター”誕生
2011-07-28 15:23 eltha
父親・カイ(3歳)、母親・スミレ(8歳)の子として生まれた4頭の赤ちゃんはオスが1頭、メスが3頭。4頭はスミレが落ち着いて世話をしていることもあり、今では目も開いてヨチヨチ歩きをするなど元気に成長しているという。
チーターといえば全身にある斑点模様が特徴。稀に劣勢遺伝で斑点が帯状になる“キングチーター”が生まれることがあるが、その出現率は非常に少なく「世界で野生化と飼育下を合わせても数十頭ほどしかいないという報告もある」(同園)ほど。以前は別種として扱われたこともあったが遺伝的な研究が進んだ現在では「毛色のパターンだけが異なる個体」として考えられている。