ドラマ『妖怪人間ベム』(日本テレビ系)で孤高の妖怪・ベラを見事に演じきり、2011年のドラマ界の話題をさらった女優・杏(25)。先日はバラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』の新・ゴチメンバーの座を獲得するなど、今年もさらに注目を集めることは間違いない。さらなる活躍に期待が高まるなか、ORICON STYLEの単独インタビューに応じた杏は、モデルから女優へと踏み出した当時の葛藤や、「振り幅を広げる一年にしたい」と語り女優業への思いを明かした。 2007年にドラマ『天国と地獄』で女優デビュー。その後『泣かないと決めた日』(10年)、『ジョーカー 〜許されざる捜査官』(10年)など話題作に相次いで出演し、昨年の4月クール『名前をなくした女神』では連ドラ初主演と、女優として順風満帆にみえる杏だが、スタート当時は「果たしてモデルが女優をやっていいのか? おこがましいんじゃないかという思いもあったんです」と、戸惑っていた胸の内を明かす。「でも、オファーして下さる方々にまずはぶつかってみて、その声に応えたかった」と振り返る。
2012/01/13