「肌の底力を呼び覚ます」には? 美肌作りのカギと「SHISEIDO」新美容液
2014-09-17 12:00 eltha
◆肌の基礎体力を高める「ランゲルハンス細胞」とは?
「すべての女性の肌に、美しくなるための強さが備わっているんですよ」と佐倉さん。人はそれぞれ、“持って生まれた肌質”というものがあり、日に焼けやすい人、シミができやすい人もいれば、特に手入れをしなくてもトラブルにならない人も…。なんとなく不公平感がぬぐえないのだが、肌が持つ力はやはり、先天的な要因である程度決まってしまうのだろうか?
佐倉さんに伺ってみたところ「確かに肌質は個人で差がありますが、持って生まれた肌の力を生かすには、その人の生活環境やスキンケアの方法が大きくかかわってきます」とのこと。また、特に注目したいのが、肌の抵抗力を高めるために重要な“ランゲルハンス細胞”の存在。「ランゲルハンス細胞は全身をバリアのように張り巡っていて、外部からのさまざまな刺激物質の情報を読み取り、刺激応答因子をコントロールするという“肌の司令塔”的な役割を担っています。この細胞の働きを高めると、肌が持つ潜在的な力を引き上げ、外的要因に負けない強く美しい肌をつくることができると考えています」(佐倉さん・以下同)。
◆肌のポテンシャルを底上げする、新発想の美容液
資生堂は長年、このランゲルハンス細胞に直接働きかけて、肌そのものの底力をあげる研究を重ねてきたんだそう。約20年に渡る研究の結果、ランゲルハンス細胞に直接アプローチし、機能を高める独自美容成分を開発することに成功。今回発売された新美容液には、そんな長年の研究の成果を詰め込んでいるんだとか。「せっかく肌に備わっている細胞でも、中にはきちんと力を発揮できていないものがあります。新美容液は、その一つひとつに働きかけて活発に活動させることにより、眠っている肌の力を呼び覚ますことをテーマに作っているんです」。
そのテーマのひとつであり新美容液の屋台骨となるのが、ランゲルハンス細胞の機能を向上させる「アルティミューンコンプレックス」という独自成分。20年以上に渡る研究から生まれた同成分は、肌のバリア機能を強化する独自の保湿成分アクアインプール、ランゲルハンス細胞の機能低下に対応するCMグルカン、コラーゲン産生能を高めることで知られているブルガリアローズウォーターの3つの成分を組み合わせ、肌全体の良循環を促す手助けをするとか。
「心的要因が肌に影響を与えることから、ストレスのない心理状況を意識することはスキンケアの効果を期待する上でとても重要」と佐倉さん。忙しい毎日でも、スキンケアくらいは穏やかな気持ちで行いたいところ。効果を期待する上でもリラックスする必要があるなら、この美容液のように心強い1本があれば心理的にも安心かもしれない。